スキップ姿が楽しそうな女の子
出勤途上のこと。スキップしながら母親に手を引かれている女の子を見かけた。幼稚園へ行くところだろう、ディズニーのシンデレラが描かれたリュックが背中で楽しそうに揺れている。後ろ姿からも「登園がとにかく楽しくて嬉しくて、仕方がない」というこころ持ちがよくわかる。
いま5歳だとすれば、21世紀が終わる時に彼女は83歳になる計算か。私が見ることができない22世紀の日本と世界がどうなっているかを目撃することになるのだろう。
地雷によって両足を失ったモザンビークの少女の実話をベースにした「炎の秘密」を読んでいる。同じ人間に生まれながらこの苦闘を生き抜かねばならない少女もいれば、スキップで楽しく登園する子もいる。「親ガチャ」ならぬ「国ガチャ」だ。
私は政治家ではないが、「この子が幸せな人生を送ることができる日本にしたい」としみじみ思う。私の日々の営みもすこしでも貢献するものでありたい。
人口減少、経済低迷、紛争、災害、地球温暖化、AIによるシンギュラリティ、、、考え出せば不安は限りなく多い。人類は英知と協力を発揮する時だ。
なんだかとてつもなく話が大きくなった。
(22/2/17)