今の展示の話
こんにちは。
あらら、すっかり、また二週間も経っているじゃありませんか。
秋、気持ち良いですねぇ。雲や空がやさしいふんわりとした雰囲気で、毎日毎秒表情が違って面白くて、空ばかり見上げてにやにやと歩いています。(いろんな意味で危険なので、良い子は真似しないでください)
今の展示の話。
富山県在住の おざわさよこ さん個展です。
絵の原画をメインに、立体作品やドローイング、グッズもたくさん!
2024年のカレンダー原画がメインなので、もちろん2024年カレンダーそのものの販売もあります。
おざわさん、大阪での個展はたぶん三年ぶり。
京都のギャラリーでご一緒したのが二年前です。
念願の、haloでの個展。うれしいうれしいうれしい!
始まってまだ四日目、とかなので、まだまだ作品たちと対話している最中なのですが、今の時点で思っていることを。
おざわさんのカラフルな絵は、どちらかというと、私の中で’表向きの顔’って感じ。
明るくて楽しくてかわいくて、おだやかでにっこり、でもちょこっと毒というか、ピリリと何かエッジの効いたものが垣間見えてくる感じ。。
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一方、線画の方は、隠さずに表現した素の感情。特に弱い部分を曝け出したすごく個人的な日記のような感覚。
ぼろぼろで泣きそうで、今にも崩れ落ちそうな儚さを持ちながらも、何かへの闘争心も小さく燃えている感じ。。。
・・・これはあくまでも私が、おざわさんの絵をこうしてずらりとじっくりと観て思ったこと。
カラフルな絵も、線画も、どちらも好きな理由がちょっとわかってきた気がしています。
明るくつよく見せたい自分も、弱っちい部分があって誰かに守ってほしい自分も、どちらも嘘ではなく、自分自身であること。
それを表現されている気がするから、惹かれるのだろうなぁって。
・・・
みなさんが、おざわさんの絵を見て、どんなふうに思われるのか、それぞれに受け止めて考えてみてほしい、そんな展示になりました。
おざわさんの 2023、2024カレンダーの原画を展示販売するのはhaloがたぶん今のところ、最初で最後っぽいです。
また、原画を関西でこれだけたくさん観られるのも、貴重かと。
貴重、貴重って言ったら、毎回どの展示もとっても貴重なんですけどねぇ。
作家さんの作品って、その人が手作業で作っているから、その人にしか作れなくて。生きて、絵を描こうって思って、描いてくれて、それを展示して届けてくれて。もっと言えば、日々の生活で、ご飯を食べて寝て、元気にいようと努力してくれているから、絵が描けるわけで。
おざわさんの展示のテーマ『生活』。それを改めて、いろんな角度から考えるとても大事な良い機会になりそうです。
在廊は最後の土日、11/4,5 にまた富山から来てくださいます。
石に絵を描くワークショップは、おざわさんへDMでご予約くださいね◯
(どんなのかは、インスタグラムのハイライトを見てみてください!)
まだまだ始まったばかりです。
会期途中に、追加の作品も届けてくださる予定でいます。
いつでも、何度でも、お時間をゆったりめにとって、ご覧にいらしてくださいね。
秋の芸術鑑賞の一つに、ふらっと遊びにいらしてください〜〜♩
それでは、また書きますね。
健やかに秋を楽しみましょう〜^^
さきこ