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アートとサイエンスを行き来しながら理想と現実の距離を縮める方法
ども、其田です(Twitter・Profile)。きょうはアート(右脳)とサイエンス(左脳)を行き来しながら理想と現実の距離を縮める方法を解説していきます:)
01 アートとサイエンス(右脳と左脳)の両輪をまわす
「アートとサイエンスの両方を行き来しながらアウトプットすることが大事だよね」というのはビジネスの世界でもかなりメジャーになってきました。詳しくは、独立研究者・山口周さんの著書「エリートはなぜ美意識を鍛えるのか?」でも取り上げられている通りです。
もう少しかみ砕いて言うと
・アート=直観・美的感覚・デザイン・心理(右脳)
・サイエンス=数字・データ・統計・科学(左脳)
この両方の性質を切り替えながら、理論と直観を磨いていくことが重要なんですよね。
02 理詰めで人はうごかない
一見データだけで詰めていったほうが正しい回答に行きつけそうな気がしちゃうんですが、ある程度のところまでは上手くいっても、大ヒットまではいかないんですよね。
なんでだと思います?
正解は、
「正しい知識やデータで理論づけても人の心は動かないから」
なんですよ。特に男性に多いのは「正論を言えば人は動く」と思ってとにかく理論武装して説き伏せんに行っちゃうパターン。
これは成果が出ないです。もちろん仕事であれば上司・同僚・顧客を説得するためにデータで理詰めにすることもあるかもしれません。学術の世界やビジネスの世界はどうしても理論(サイエンス・左脳)によりがちなんですよね。でも人の心が本当に動くのって
・美しい自然を見たとき
・かわいい動物を見たとき
・誰かが頑張っている姿を見たとき
・本を読んだとき
・映画を見たとき
・デザインを見たとき
などなど「五感を刺激されて感動したとき」なんですよ。これを忘れてしまうとものごとは上手く進みません。
03 アートとサイエンスを上手に組み合わせている事例
なにより大切なのは
データにもとづいた思考をベースに将来を空想し、直観を大切にしながら視覚的にアウトプットする。
ということ。特にSNS全盛期のいま、写真やデザインを用いて視覚的にわかりやすくアウトプットを出すことは自分の理想を叶えるためにはほぼ必須といっても過言ではないです(リアルで人脈と実績が十分にあれば必要ないかもですが)。
続いて上手にアートとサイエンスを融合しつつ、SNSを利用してビジネスをしている人の事例をいくつかあげて解説していきます。
①荒木健太郎さん(気象庁気象研究所研究官)
新海誠さんの「天気の子」の監修をつとめたことでも有名な荒木さんですが、ガチガチの理系にもかかわらず美しい写真やかわいいキャラクターを使って防災や減災の啓蒙を進めています。
雲友のみなさまへ.WEB会議などで使える雲壁紙100枚をご用意しました.後光がさして神々しい感じになったり,雲の上の人感が溢れる雰囲気になるものなど,色々あります.ぜひお気に入りの雲や空を見つけてご活用ください🌦️みなさまが充実した雲ライフを送れますように.https://t.co/4F18EXWLf1 pic.twitter.com/FUZtCYG46H
— 荒木健太郎 (@arakencloud) April 14, 2020
「雲を愛する技術」校了.
— 荒木健太郎 (@arakencloud) November 27, 2017
先読みキャンペーンでいただいたコメントをもとに全体的に大幅に修正し,赤字まみれの校正作業でした.最終的に雲イラストや登場人物一覧も盛り込みました.校了したもののあと少し作業があるので,もうひと息!お楽しみに. pic.twitter.com/Jso2RgYKuf
荒木さんのインタビューからいくつか印象的な文章を抜き出すと
・防災情報をいくら高度化しても、使ってもらえないと意味がない
・まずは興味を持ってもらえるように、本を書いたり、SNSで情報発信をしている
・一般の方に伝えるときにどういう風に表現したら、わかりやすくなるかってことを考えたときに、雲を擬人化してみようと思った
引用:やる気ラボ
「気象という理解が難しい分野の話を写真やイラストでわかりやすく図解して解説することで防災や減災に興味を持ってもらいたい」という目的があるわけですね。
②平田はる香さん(株式会社わざわざ)
長野のアクセスの悪い場所にパンと日用品の店「わざわざ」をつくった方なのですが、2年前にnoteでこちらの記事が伸びているので知っている人も多いのではと思います。
もともと平田さんはWebデザイナーとして働いていたのでデザインの素地があったというのはもちろんなのですが、お店の理念と世界の動きを見ながらアウトプットする媒体や、写真に対するこだわりがアップデートされているのがよくわかります(詳しくは上の記事をご覧ください)。
(画像引用:山の上のパン屋に人が集まるわけ)
日々のTwitterのアウトプットも等身大で写真や文章が美しい。
毎週更新「わざわざの読み物」から。人気のnote記事を2つがちゃんこして再撮影して再編集。生まれ変わったファッション談義をぜひご覧いただけたら。
— わざわざ+問tou 平田はる香 (@wazawazapan) July 8, 2020
ファッションの概念はもう変わった。 - パンと日用品の店わざわざ https://t.co/ok8HS3aW3F pic.twitter.com/Ml1vbf7NPD
今日はモロヘイヤヌードルを撮影。まだオンラインは古い写真でごめん。冷やし麺激ウマ!モロヘイヤヌードルはスープがついていないのでかけぽんかけて。豚しゃぶと焼きなすでパーフェクト。ストックしてめんどくさい時に作るべし! #勝手にわざわざ https://t.co/MWdiRsqmShhttps://t.co/Dz4nN6KNd9 pic.twitter.com/kR13JMIekQ
— わざわざ+問tou 平田はる香 (@wazawazapan) July 2, 2020
2人に共通するのは
「データにもとづいた思考をベースに将来を空想し、直観を大切にしながら視覚的にアウトプットする」
なんですよね。
・アートとサイエンスを組み合わせる
・右脳と左脳を使ってアウトプットする
というのはこういうことなんです。デザインまわりの話をしだすと
・写真
・イラスト
・カラー
・フォント
・余白
あたりが大切になってくるのですが、ついつい
・敷居が高い
・Adobeのソフトが必要なんでしょ
・私にはセンスがない
なんてあきらめてしまいがち。でも、初心者でも全然大丈夫です。むしろ其田もデザインについてはほぼ独学ですしAdobeのソフトを毎回使ってデザインをするわけではないですし、写真や映像もiPhoneで撮ることもしばしば。
大切なのは
「データにもとづいた思考をベースに将来を空想し、直観を大切にしながら視覚的にアウトプットする」
ということ。其田のアウトプットも基本的にこれに沿っています。
カメラマンに10万円給付したら、うっかり20万円のカメラ買っちゃうから、カメラマンにはお金を与えれば与えるほどよい pic.twitter.com/tVBqRs5Ik0
— SONO (@haletoke) May 4, 2020
ラプンツェルの世界 pic.twitter.com/2CAHwErw2b
— SONO (@haletoke) May 1, 2020
このあたりの其田のTwitterの戦略についてはこちらの記事で解説しています。あわせてお読みください。
noteについてはこちらで解説しています。
Instagramについてはこちらで解説しています。
SNSの使い分け戦略はこちらで解説しています。
事例はWebサイトやSNSで検索をすればたくさん出てきますし、そのなかから自分でもできそうなことをマネしてどんどんアウトプットしていきましょう:)日々のアウトプットの質が高まれば、自分のありたい暮らしやありたい姿に近づけるはずです。
あとはやるかやらないか、続けるか続けないかなので、少しずつでも大丈夫なのでまずはやってみましょう!
追記 デザイン初心者におすすめしたい資料作成方法
最後に初心者でも簡単にできる具体的な資料の方法をお伝えしていきます。其田も実際に使っている方法なのできっと役に立つはず。具体的に利用するツールやサイトは以下の通り。
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