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複業のススメ、好きを仕事にする方法
ども、其田です。先日京都市西京区のキャリアイベントのゲストとして登壇して来ました。最近は複業や家族の在り方というテーマで行政や企業のイベントにお声かけいただくことが多くなりありがたい限りです。きょうはスライドを公開して「複業で好きを仕事にする方法」を解説していきます。
複業で好きを仕事にする方法
高校3年生から交際をスタートして遠距離・多拠点生活を経て事実婚(事実婚ってちゃんと手続きがあって妻(見届け)ってなるんですよ)。その後に入籍しました。この写真は「bicyear」さんに取材いただいたときに撮っていただきました(取材いただいた記事はこちら)。
オレンジポチが会社員、青ポチが個人事業主です。其田はフリーランスを失敗して就職した過去があるので、軸足を会社員に置きつつ、個人事業主で攻めていくスタイルをとっています。会社員を辞めていきなり起業してうまくいく人もいますが、大多数の人にとって「本業を持ちながら副業で好きなことを仕事にして拡大していく」ことが再現性のあるルートなのではないかと。
僕達夫婦の共通の価値観として「半径2mの大切な人を大切にして生きる」というのがあります。というのも「仕事に忙殺されて自分の身近な大切な人を大切にできない人生って、なんのために生きているかわからないよね」という経験があるから。
そのための方法として「最低限自由に使える時間とお金」が必要だよね、そしてそれを「仕組化」していくのが大切だよね、という思考の流れです。この手段と目的の順番を見失うとつらくなるので、定期的に振り返るようにしています。
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生き様や人格がますます大切になってくる世の中で、目に見える自分の作品や実績があるのはとても大切だなと感じています。というのも、
1・実績をつくる
2・発信する
3・丁寧に仕事をする
のサイクルでしか自分の人生は変わらないと考えているから。
写真や映像やイラストや文章、アウトプットのかたちは人それぞれ。でも、上手じゃなくたっていいんです(みんな最初はへたくそです)。大切なのは「自分の気持ちがのったアウトプットを継続していていくこと」です。
1/100のスキルを掛け算をしてレアキャラになりましょう!と元リクルートの藤田さんは唱えていますが、方法の1つとしてはとても有効だと思います。其田の場合は
・気象予報士(天気・桜・紅葉を予測)
・通訳案内士(歴史や文化やおいしいご飯屋を紹介しつつ旅程管理)
・フォトグラファー(体験の視覚化)
の3つを掛け算しています。
一方で「難関資格を持っているのと稼げるのは別問題」です。気象予報士や通訳案内士でそれ一本で食べているのは全体の2~3割程度。資格取得は目に見えて努力しやすいのですが、大切なのは仕事をどう創出するか?儲かる領域で仕事をしているか?です。
其田は会社にフレックス制度を導入してもらっているので、
・朝7:30~15:30まで会社員、夕方撮影・ガイド
・朝7:30~9:30まで撮影・ガイド、11:00~19:00まで会社員
みたいな生活をしています。
夏と春の観光シーズンは会社はお休みして朝から晩まで撮影やガイドをしています。東京と京都が中心ですが、様々な国のお客さんと仕事をするので、各国の情勢や価値観をインプットするのにとても大切な時間です。
ハイシーズンをずらして上手に働くのも、自分の好きなことを仕事にする大切な要素の1つです。
加えて、2019年は2軒目のシェアハウスや車中泊もコンテンツとして加えています。自分の好きを仕事にするには、まずは身銭をはたいてやってみる(実績をつくる)、ブログやSNSで伝える(発信する)、仕事の声がかかる(丁寧に仕事する)。このサイクルをコツコツ続けることが大切です。
とはいえ、狙ってそんなにうまくいくわけではないんですよね。其田も一見順風満帆に見えていますが、月収5万円の松屋の牛丼生活を長らく続けて失敗をたくさんしていまに至っています。
おすすめしている考え方として「計画的偶発性理論(けいかくてきぐうはつせいりろん)」っていうのがあるんですが、ざっくりいうと
やりたいことをなんとなく持っておいて、発信をコツコツ続けて、チャンスが来たらのっかり流されつつ、運を味方につけながら生きると人生いい感じになるよ。
という理論です。其田自身もガチガチにスケジュール組んで生きるのってツラいので、ほどほどに流されながら、その時々のご縁を大切にして生きるのが最適解だと思います。
「そうはいっても時間がないんだよねぇ」という声が聞こえてくる気がしたので処方箋を出しておきます。チャンスが来た時に乗っかるためには、時間のマネジメントが必要です。其田のおすすめは
・乾燥洗濯機(ポチっと押したら乾燥までやってくれる)
・ルンバ(ポチっと押したらキレイに掃除してくれる)
・ホットクック(ポチっと押したらカレーとか煮物とか作ってくれる)
この3つは全人類におすすめしたいです。家族で食器が多いのであれば食洗器もおすすめですね。
あとはクリエイティブ系の人であれば、PCにはぜひお金をかけていいものを買ってほしいです(日々のアウトプットに支障をきたすので)。
「そうはいってもお金がないんだよねぇ。」という声も聞こえたので、こちらも。まずは本業で頑張ってお金をためましょう。手取りで20万円を切っていたり、超絶ブラックな人は転職をしたり、コンビニの夜勤で貯金するのをおすすめします。続いて固定費を落としましょう。ネット通信費、家賃、保険を安くすればだいぶ浮くはずです。ここまではみなさんできますよね。このお金で時間を生み出す乾燥洗濯機やルンバを買うのです。
自動化がある程度進んできたら副業や投資にお金と時間を割きましょう。スキを仕事にするためには、ちょっとずつでいいので、まずは「ちいさくはやくはじめて実績をつくり、それを発信することが大切」です。
以上、なるべく再現性が高い「好きを仕事にする方法」でした。具体的に仕事にしていく過程やコツは過去のバックナンバーで書いているので、ぜひよんでみてくださいね。
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それではきょうはこのへんで。また、おあいしましょう。
追記:ぶっちゃけ話
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無料記事では具体的なお金のことはあまり話さないのですが(怪しいとか金の亡者だ、みたいなクソリプがつくので)有料部分ではしっかりそのあたりもお伝えしていきます。
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