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受託事業より自主事業に力を入れるべき5つの理由とその方法
其田です(Twitter・Profile)。きょうは自分で事業をするときに「受託事業よりも自主事業に力をいれるのがおすすめ」というお話をしていきます:)なかなか単価があがらなかったり、思うような仕事ができない人のお役に立てれば幸いです。
01 受託事業の収入はあがりづらい
そもそも受託授業はクライアントの予算ありきなので予算交渉もなかなか難しい場合も多いので、よほど利益が上がっている会社からの高単価案件でなければ収入はあがりづらいんですよね。加えてだれでもできるような仕事の場合「そこそこ仕事ができて費用単価の安い人にお願いしたい」というのが選定基準になるので「安く請け負ってくれないのであれば他の人にお願いします」なんてこともざらにあるわけです。
一方で自主事業であれば自分なりの付加価値を提供したり、集客〜販売まで仕組み化することで収益は青天井、さらに単価も自分の裁量で買えることができるので柔軟性があります。
02 受託事業は制約が大きい
加えて受託事業はクライアントの仕様に縛られることが多いんですよね。写真であれば
・納品枚数◯◯枚(Aカット・Bカットなど大量指定・・・)
・カメラの機種や設定(ISOやSSなど)
・CDで納品してください
・請求書など書類はハンコを押した上で郵送してください
みたいにひとつひとつ細かく指定があることも・・・。デザイン・文章・映像なんかだと差し戻して修正に関しても回数が多かったり、1年以内に何らかの瑕疵があった場合無償で修正せよ(といいつつ追加仕様が加わったり)なんてこともときたまあるんですよ(こういうお仕事はめちゃめちゃつらいです)。
もちろん「よいクライアントとのお仕事はお互いの人間性を尊重して気持ちよくお仕事できる」ことも多いので受託事業が一概によくないというわけではありません。ただし、クライアントのなかにはあまり相性がよくない人もいることもある、さらに受託事業の場合は案件を完遂させるまで逃れならない場合がある、というのを覚えて置いて欲しいのです。
03 受託事業は決定権が小さい
海外の案件はそうでもないのですが、決定権が小さい傾向にあるというのも受託事業の特徴です。撮影であれば撮影場所や時間などの決定権はクライアント側が持つことも少なくないですし(こちらから提案してのっかってくれるとよい写真が撮りやすくてお仕事しやすいのですが)、そのあたりの決定権をまるっと持っていかれてしまうとせっかくよいお仕事になりそうなのに、アウトプットの質が低下してしまうこともあるんですよね。
自身の決定権のない仕事でトラブルになったりすると、自分ではどうしようもなかったことに対してクレームがついたりするので仕事の質も満足度も低下するので「譲れない部分については強く念押しするのがおすすめ」です。
04 受託事業は資産性が低い
仕事の資産生と言ってピンとこないかもしれませんが、自分の名前がだせない表に出せない仕事っていくらやってもストックされていかないんですよね。例えば撮影に関して言うとフォトグラファーの名前を出してくれる良心的なクライントであれば話は別ですが、自身の名前が表にだすことができない(クライアントの方針で)ものも多くあります。
加えて1回◯◯万円というお仕事は、継続して案件があるうちはいいのですが、病気や怪我や事故などの影響で仕事ができなくなると収入が途絶えるんですよ(新型コロナについなど疫病についても同様ですね)。
一方で自主事業の場合、自分で頑張ったものを継続した資産とすることができます。わかりやすい例でいうとSNSのフォロワー数などは、個人につくものなので一生の資産になりえるわけです。
(月間インプレッション約500万・フォロワー数月間3000人増加)
あとはこのnoteで書いている記事も資産生がありますね。月間500円のマガジンも累計70人の方が購読してくださり、コツコツつづけてきたかいがあります。
自分の実績や価値観を含めてアウトプットし、それを見たクライアントからお仕事の依頼がくることも多くあります。オンラインのつながりと、オフラインのつながりを上手に生かしながら生きるのがスタンダードになっているのはまちがいないでしょう。
05 受託事業はスピードが遅い
受託案件はどうしても関係者が多くなるのでスピード感が遅くなりがちだったりします。決裁権がある人と直接コミュニケーションしながらスピード感を持って仕事ができるといいのですが、大体は担当者と決裁者が別々で意見がわかれたり最後の最後で大きな修正をもとめられたり、コミュニケーション不足によるすれ違いが起きたりすることも少なくないんですよね。
一方で自主事業は決裁者と直接つながれることも多く、意思決定スピードが早い場合が多いと感じます。このあたりは仕事の仕組みやモチベーションに直結する部分なので、自主事業の方が有利になるわけです。
06 受託事業のメリットと自主事業を拡大するコツ
もちろん受託事業にも大きなメリットもあります。大事なのはバランスですね。おすすめは、
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