2019年5月の収益報告からインバウンド撮影事業の弱点攻略法を考える

ども、其田（@haletoke : 取材された記事はこちら）です。お金や仕事のつくり方の質問が多いので、収益報告を継続していきたいなと思います。5月の個人事業主（撮影・ガイド）の月収（交通費と宿泊費を引いた課税前利益）は約50万円となりました。内訳は

日本のウェディング 7万5000円
日本の広告 7万5000円
日本の講師 5万円
海外の撮影（インバウンド関係） 30万円

計50万円

といった具合です。これに会社員の給与（気象予報士・Webデザイン）が今月は約25万円入るのでざっくり月収75万円で着地。僕の生活費はおよそ15万円ほどなので、残りの60万円は未来の投資にまわします。

6月以降は秋まで撮影収益が落ちる

月収75万円で通年いければ安定して1000万円稼げるのですが、其田はインバウンド観光領域がメインのカメラマンなので6月以降は秋までの収益が激減します。具体的な額をぶっちゃけると、月収10万円〜20万円レベルです。この期間をどうしようかモンモンとここ数年考えているのですが、現状は気象予報士の仕事が夏＝大雨・台風、冬＝雪と繁忙期になるので所属する会社の仕事をメインにシフトすることで乗り切っています（正社員は福利厚生や社会保障がありますし月収25万円の固定給はなんだかんだ強い）。直近で大きくモデルチェンジが必要です。んーどうしよう。

其田はフリーランスを一度失敗して心身ともに壊しているので、フリーランスの自由とそれにともなう不安定さを知っています。そのうえでやはり大切だなと思うことを3つ次に解説していきます。

1.スキルと収入源を複数持つ

フォトグラファーの人と話すときはあまり話題にしませんが、写真だけで食べていこうとしている人は本当にチャレンジャーだと感じます。売れっ子フォトグラファーは1000万円〜3000万円くらいのレンジにいるのでそこまで問題にはなりませんが（それでも次の職を常に考えている）、食べていけないフォトグラファーは日給5万円以下で馬車馬のように働いている人が多いです（僕もかつてそうでした）。それでずっと食べていけるのは一部のクレイジーにのめり込める人のみですし、技術革新や時代の流れが大きく動くいま、それだけに埋没するのはちょっと危険です。

其田のような一般人は、まず生きていくための利益を手堅く稼ぐべきです。そうでないと心と体にゆとりが生まれず、破綻します。TwitterやInstagramでフォロワーをたくさん集めれば、インフルエンサーとしての活動も可能ですが、バーチャルなネット社会で空中戦をするよりも、リアルの場所で地に足をつけた生業をまず１つ保持しておいた方が圧倒的に成功確率はあがるわけです。

2.高単価かつ高収益の事業

・小資本
・高単価
・高利益率
・在庫なし
・月額固定収入

の商いがおすすめです。ホリエモンも言っていますね。カメラやデザインの場合はPCやカメラやAdobeソフトなどで100万円ほど初期投資がかかりますが、既存の仕事で貯金をしてドンドン自己投資をするのがおすすめです。キャリアのシフトを考えるのであればやはりWeb系エンジニアが場所と時間に縛られないのでよいかと。その他のフリーランスの方も基本的には

・最低限のスキルを習得する
・ポートフォリオと口コミを集める
・発信する
・少しだけ難しい仕事をして守備範囲を広げる
・高単価＆高利益率の仕事に絞る
・仕組み化する

ことが大切です。

3.死ぬまで学びチャレンジし続ける

ひとつの仕事だけをして生きる時代は終わりました。昭和であれば写真のプロフェッショナルだけでも生きのびることができましたが、いまは無理ですね。写真を軸足にしてコミュニティ運営をしたり、マーケティングも込みで企業とタイアップをしたり、複数の事業を組み合わせて生きねばなりません。ちょっとずつ、自分のできる範囲で行動をし続けるのが何よりも大切。自分の時間をしっかり確保して、これからの時代に備えましょう。

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お金があれば幸せとは思いません。でも、お金は身の守りになるのは事実です。大切な人を大切にできるようにお金の勉強をしましょう。

具体的にフリーランスが想いとお金のバランスをとりながら生きていく方法を書きました。フリーランスで上手くいかない人から評判です。

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