公務員が副業する時代にどう生きるか?(神戸市を例に)
ども、其田です(@haletoke)京都市のイベントで一緒に登壇した神戸市役所の秋田さんの記事がとても印象的だったので解説していきます。
秋田大介さん
本業=神戸市役所つなぐ課・特命課長
副業=NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト副理事
神戸市は公務員が副業するための制度が充実している
神戸市役所は久本市長のもと働き方改革がバリバリ進んでいる日本でも有数の公的機関なんですよね。ちょっと調べるだけでもこんな勤務制度を見つけることができました。
・在宅勤務制度(通勤せずに家から勤務可能)
・フレックスタイム制度(勤務時間に融通が利く)
・フリーアドレス制度(ノートPC支給で席が自由)
・フリーエージェント制度(人事異動先へ立候補して審査を受けて異動)
・地域貢献応援制度(社会性・公益性の高い地域貢献活動をする場合において、市が正当だと認めた場合は報酬をえて従事することを許可するもの)
そこらへんの大企業より働き方改革が進んでいるwww 先日の神戸新聞でも「公務員はもっと副業をしたほうがいい」とコメントされています。
つなぐ課の秋田大介さん(43)は、日焼け跡の残る顔でほほ笑んだ。「意外かもしれませんが、法律で認められているんですよ」。本業の役職は特命課長だが、副業のNPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」(SUBP)では副理事長。報酬も堂々と得ている。「副業はお金以上に得るものがある。公務員はもっと副業をした方がいい」。神戸新聞NEXT2019年10月28日
公務員の副業はお金以上に得るものがある
これは公務員にかかわらず、会社員やフリーランスにも当てはまると思うんですよね。企業で働くのって「企業の利益を最大化するため」なので、自分がやりたことを必ずしもできるかというとそうではないのが現状。
その打開策として、新しいキャリアをつくったり、より幸福度高く生きるための選択肢としての副業という選択肢は理にかなっていると思うんです。
・会社での仕事は100%やる
(これは大前提です)
・自分の人生をよりよくするために自分に時間とお金をかける
(会社のためではなく自分のために)
・キャリアを複数パラレルに構築する
(同時並行することで効率化を図る)
・領域を掛け算して自分の価値をあげる
(セクターを横断して知識や経験やつながりを生かす)
このあたりは複業や副業をする大きなメリットです。もちろん働きすぎて体やメンタルを壊すデメリットもあるので、しっかりバランスをとるのが大切です。
手をあげて飛び込む大切さ
著名な自己啓発本「夢をかなえるゾウ」でも「夢を叶えるためには応募することが大切」と書いてありますが、こういう制度が立ち上がってすぐに応募ができるかどうかってめちゃめちゃ大きいんですよね。「チャンスの神様は前髪しかない」なんて言いますが、日々コツコツアウトプットをして、来るべきチャンスがきたら思い切って応募する身軽さが大切です。僕達夫婦で言えば
・インバウンド事業の開始(海外企業との契約)
・シェアハウス事業の開始(中古物件の購入や転貸契約)
・副業・フレックス・テレワークの開始
などに応募してチャンスをつかんできました。情報収集は大切ですが、いざというときに応募をしてチャンスに飛び乗ることがなにより大切です。
副業を当たり前にする時代
いくつかのナリワイを持ちながら生きることが当たり前になった日本で、これからどうやって生きていくか?
1・会社員のみ
2・個人事業主のみ
3・会社員と個人事業主のハイブリッド
大多数の人は1か2でしょう。其田のように3を選ぶ人も増えてきましたが「自分がどう生きたいか」によって自分の生き方をドンドン変えていける人がこれからの時代を上手に生きていく人なのかなと思います。
いずれにしても「やらなかった後悔」は死ぬまで残ります同じ後悔なら「やった後悔」をたくさん残しましょう(ブログネタにもなるのでおすすめです)。
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それではきょうはこのへんで。またお会いしましょう。
追記:ぶっちゃけ話
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