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経産省から新型コロナで困ってるフリーランスに返済義務なしの持続化給付金が100万円出そうなのでいまやるべきことを解説する
ども、其田です(@haletoke)。経産省から新型コロナで収入が50%減少しているフリーランスに対して最大100万円の給付が検討されてます(法人は最大200万円)。きょうは給付要件をわかりやすく解説しつつ、補助金申請のためにいまやるべきことをまとめていきます(^^)
01 なんと6兆円の現金給付をするらしい
甚大な影響を受けて収入が激減し、生活に困難を来している御家庭を中心に、集中的に30万円の思い切った給付を行うことに加え、極めて厳しい状況にある中堅、中小企業に、200万円、個人事業者に100万円の、過去に例のない現金給付を行うことといたしました。あわせて、6兆円を上回る現金給付で、事業の継続と生活の維持を強力に支援いたします。2020年4月6日首相官邸
※4月12日追記修正:法人・個人事業主への給付の名称は「持続化給付金」で、補正予算案額は2兆3176億円とのこと。配分と数式を変更した。
02 でも、全員はもらえないんでしょう?
6兆円っていう財源を拠出するのはすごいけど、全員もらえるのかな?というのが気になるところ。ということで、簡単に推定をしていきましょう。財源を例えば下記で分配したと大胆に仮定する。
※4月12日追記修正:法人・個人事業主への給付の名称は「持続化給付金」で、補正予算案額は2兆3176億円とのこと。配分と数式を変更した。
・生活困窮世帯 4兆円(最大30万円を約1300万世帯へ支給)
・法人 3000億円(最大200万円を約15万社へ支給)
・個人事業主 2兆円(最大100万円を200万事業主へ支給)
実際には支給に関わる人件費などの諸経費がかかると思うんだけど、今回は簡単に説明をするために無視。
さらに、ランサーズの「フリーランス実態調査2018」によると、其田のような個人事業主は日本に1000万人ほどいる推定とのこと。このうち60%を
・そもそも活動していない
・新型コロナの影響を受けていない
などの理由で給付対象外とすると、だいたい400万人のフリーランスが現金給付の対象になる。
03 やっぱり現金給付はすべての人が受け取れない可能性がある
ということはですよ、200万人の給付枠に対して400万人が申請をするので「全員は現金給付を受けられない可能性がある」わけです。
・100万円受け取る人
・100万円受け取らない人
どちらの選択をとるか?ちなみに京都市の補助金申請は申込初日で予算上限に達したので2日目以降の申請は打ち切りになりました。そのあたりのお話はこちらの記事をご覧ください:)
【参考】補助金申請してきたのでファンドレイズの3つのコツを教える
04 100万円の支給をもらうために必要なこと
ということで、100万円の給付金をもらうために必要なことを解説していきます。対象条件を確認しておきましょう。
対象となる事業者
現在検討中です。中堅・中小企業のほか、フリーランスを含む個人事業者など幅広い事業者を対象とする予定ですが、詳細は決定され次第速やかに公表いたします。
給付金額の計算方法(売上の期間等)
詳細は検討中です。「2019年の売上を基準にして、2020年中の売上が50%以上減少した月の売上から計算」することを基本とする予定です。
給付額
(前年の総売上(事業収入))-(前年同月比-50%月の売上×12か月)
給付上限額は、法人:200万円、個人事業者等:100万円
申請の方法
迅速に給付を行うため、電子申請を用いる予定です。ただし、電子申請を行うことが困難な方についても、例えば全国に受付窓口を開設して対面で対応するなどの代替手段を確保する予定です。なお、その際にはクラスター対策をしっかりと講じてまいります。
経済産業省2020年4月8日 プレスリリース
ということで、
・2019年の月ごとの売上を証明するもの
・2020年の月ごとの売上を証明するもの
・その他50%以上減少している資料(キャンセルなどの資料)
が最低限必要になるわけです。
05 【資料作成】2019年と2020年の売上と減少比較の用意の仕方
其田は自動で仕分けをしてくれるfreeeで毎年確定申告をしているのでfreeeで資料を作る方法を解説します。年間1万円程度でクレジットカードや銀行口座を紐付けて自動的に仕分けをしてくれるので、まだ登録していない人は登録しておくことをおすすめします。
① freeeに登録・ログインして準備をする
まずfreeeにアクセスをします(登録していない人は登録をして前年度の月別の売上などを登録する。具体的な方法は公式ページに問合せてください)。
②ログインしたら「レポート」から「その他のレポート」をクリックする
③「会計帳簿」の「試算表」をクリックする
④試算表を「比較:前年比較」「表示刻み:月次」「表示期間:売上が半減した月に合わせる」
⑤画面右上の「エクスポート」をクリック
⑥試算表が表示される(これを提出する)
こんな感じで簡単に出来ちゃいます。補助金100万円を獲得しつつ、これからの確定申告がとても楽になるので、興味がある人はfreeeをおすすめします。
Web上では十分な期間と予算をとって対応すると記載していますが、予算は有限です(税金だったり赤字国債だったり)。いまのうちに必ず必要な書類を用意をしておきましょう。
06 申込期日が決まったら必ず初日に申し込む
まだ申し込みについては準備中とのことですが、はやければ4月中、遅くとも5月中には申し込みが開始されて給付されるでしょう。ここで大切なのは
「必ず初日に申し込むこと」
です。資料の不備が心配であれば窓口にいく必要がありますが、基本的には感染を防止するためにオンラインで申請をするのがおすすめです。
100万円の給付があったらわりとなんでもできるので、売上が50%以上減っているフリーランスのみなさんはぜひ申し込んで見てくださいね!
追記01:実際に用意している資料
ここからは其田が実際に用意している資料を使いながら解説していきます。
まず大切な2019年と2020年の売上比の現時点の資料がこちら(3月〜4月)。
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