SWANSONG
ここまで感情が突き動かさせるシーズンになると想像していなかった。
ベリンガムの躍動、リーガクラシコ2連勝、リーガ制覇、15度目のビッグイヤー。
もちろん、ブラヒムの活躍やヴィニシウスの7番としての信頼感等々まだまだ色々ある。
とはいえ、
この道をずっと歩いて来た途中で
様々な出会いもあったが
多くの別れがあったのも事実だ。
イエロとデル・ボスケが去り
モリエンテスも去り
フィーゴが移籍し
ジダンが引退し
ラウールもドイツへの道を選んだ。
ディ・ステファノが旅立った時は泣いた。
CR7がトリノへ移籍した時は寂しさが勝った。
セルヒオ・ラモスの時も寂しいという気持ちが強かった。
ヴァランとカゼミロがユナイテッドへ行った時はむしろフロレンティーノのビジネススキルの真髄を見れたことに感動した。
そして、今シーズンは不意な別れを経験した。
クロースが引退発表した時も感極まって涙が頬を伝った。
そして、偉大なるカピタンのナチョもサウジへと道を選んだ。
それでも、この道はそれでもまだまだ続くのだ。
マドリディスタという道を歩き続ける限り──── 。