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お出かけ先、時々、愛の見守りアンパンマン。(のつもり)

とある日の夕方。
デパ地下で買い物を済ませ、
レジからすぐのエスカレーターに乗ろうしていた時のこと。

どうやらその前に
ご高齢のご夫婦が、カートにたくさん荷物を乗せたまま
エスカレーターに乗ってしまった模様。

その後ろに女性1人がそれに乗り。
続いて、買い物袋を左手に、右手に小さな娘と手を繋いでいる状況。

エスカレーターに乗って10秒後。

「ぎゃーーーーー」という何名かの悲鳴とともに、
カートに車輪が隙間に段差の引っかかったのか?
なんと頭上から、おじいさんが落ちてきたのです。
カートも真っ逆様、急落下。

咄嗟に、私はおじいさんを受け止め。
その上の女性がカートを必死に捕まえて。

おじいさんから血は出てないか?!意識はあるか?!
確認しながら、全ての力を振り絞って後ろから抱きかかえ。

エスカレーターは誰かの合図で緊急停止。

すぐに、男性3名ほどが
おじいさんを起こして1階へ、車椅子に乗って救護へ。
意識はある、ケガもない様子。

娘!!!と思って振り返ると、
またその後ろにいた女性がしっかり抱っこして
あやしてくれていました。

私は多分、瞬時に
カートを上の女性が受け止めてくれたから
おじいさんを私は必死に受け止めればなんとか守れるし
娘は大丈夫、このまま立っていられるだろうから
頼んだぞ!と。判断したんだろうと思います。
正直、判断の順番も覚えてもいません。

乗車して数十秒の出来事でした。

急な階段の上で
斜め上から落ちてくる人を下で抱え込むのは
本当に力がいる。

幸いにご夫婦の無事が確認され、
本当に安堵しました。


その日から娘はエスカレーター恐怖症になってしまいましたが・・
咄嗟の出来事、大変なことがあってもおかしくないような事故の中、
全ての人が、大きなケガなく、幸い無事であった
貴重な経験でした。

前置き体験話が長くなりましたが、

私が実践していること
〝お出かけ先で、時々、愛の見守りアンパンマン。(のつもり)〟

もし困っている人がいたら、
もし手を差し伸べたなら未然に防げること。

どこから見てたん?!ってくらい絶妙なタイミングで現れて、
あわや大惨事シーンでみんなの不安を笑顔に変えてくれるアンパンマン。

日常の中で、そんな心を忘れずにいたい。
毎日、できることを、やりたい、そんな気持ちでいます。

自分の場合は長く祖母の介護をしていたので
自然と察知能力が働くのもあり・・

例えば、おじいさんがおばあさんを車に乗せる際に
ブレーキをうっかり忘れて移乗しているぞ、おっと?!大丈夫かな?
そのようなシーンを見かけたら。

足を止めたり。歩くスピードをゆっくりにして。
しばし、少しばかり。
その場を、見守るのです。愛の目で。


何か危ないことがあると決めつけて、
見守るわけではなく。(ここは見守り上での私的ポイント)

ただ。ほんとうに、元気と幸せ願って。
自分の命はもちろんのこと。
自分の愛の目が、誰かを守れるんだということ。
アンパンマンみたいな、そんな視点を忘れずにいたい、
そんな気持ちでいる私です。

こんなことを書いたのは、
自分はいいことしてるつもりも、
人に言いたいわけでも(正直あんまり言いたい方じゃない笑)全くないのですが。

もしかすると、この文章を書くことで、
たったお一人の方が
「ほほぉ〜」「ふ〜ん」と賛同してくださって、
街に出る時に意識をしてくださったとしたら。

とてもポジティブな意味での〝愛の目〟が。
そんなあたたかなお目目👀がたったひとつでも、
ふたつでも増えたのなら幸せだなと思ったのです。

小学生の登下校時。
うちの近所には、人や車通りのない横断歩道にも、
「横断中」の黄色い旗を持って、
「おかえり〜」と笑顔で言ってくださってる
人生の大先輩方がたくさんいらっしゃります。

報酬があるわけでもない。
暑い日も、寒い日も、このごろは雨でジメジメする中も。
でも、その方々の「あたたかい愛の目」のおかげで
安心する親御さん、安全に通行できるこどもたち。
数えきれないほど、その日を安全にして、人々の命を守っていらっしゃる。

感銘受けます。感謝しています。

あと少しで娘も近隣の小学校に通う予定ですが、
毎日、その大先輩の方々に
「ありがとう」の気持ちでいっぱいになると思います。

それと同じで。〝愛の目〟を、もっと!

私も、今日も、これからも、続けようかなと思います。

いつも、願っています😊
この記事を見てくださった方にも。
幸せいっぱいの今日を🌟

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