2021/04/19

先週に引き続きカイジを読みました。

今週ヤンマガWebで無料で読めるの賭博破戒録カイジ、チンチロ編と沼編ですね。

古い作品なのでネタバレありでいきます。

賭博破戒録のカイジはギャンブルで見事に全勝を納めます。前作品の賭博黙示録では限定ジャンケン編では最悪の事態は回避出来たもの借金を増やしただけ、鉄骨は渡りきったものの相手が一枚上手、唯一勝ったEカードですが結局くじ引きで勝ち分を取られるなど失態続きでした。

しかし今回は快勝も快勝、とても読んでいたスカッとする作品でした。僥倖ですね。

しかし最後の最後で爪の甘さを見せて勝ち分の金の大半を失ってしまいます。そんな胸糞展開も最後の敵側である黒服からの優しさを描くほっこりシーンの為のスパイスで打ち消されてしまいます。カイジシリーズ屈指の善人、これからもいい人であって欲しい……

カイジは常にクズ人間として描かれていますが、そんな彼はとても人を引きつける様な人間としても描かれています。ギャンブルに勝つためにリーダーシップを取って複数人を従えたり、大勝負に出る際は周りにギャラリーを集めたりだとか。彼はクズ人間の癖に意外と義理堅かったり、人の名前をよく覚えたりします。自分は人の顔と名前を一致させるのが苦手なのでそういう所は見習っていきたいと思います。

カイジから見習うところは義理堅さ、記憶力、発想力、これだけです。

3つもあれば十分ですね……