然るべき呪い:エッセイ #250114
正月ボケでようやく起動した仕事モードを阻むかのような三連休だった。
焦燥感で生きる人間に対して休日が味方してくれるのはいつになるのか。
平日の方がルーティンでうまく起動するので、やはり"休日の過ごし方"今後の課題なのは間違いない。
近ごろ思うことがある。
人は
・然るべきタイミングで
・然るべき経験をして
・然るべき学び成熟
をしておかないと、あとで痛い目に遭う。
もちろん、自分も然るべき成熟に至らない側で身をもって知ったことだ。
然るべきタイミングを逃してしまうと、人は取り返すか(または復讐するか)のように生きることになってしまう。
お金に、愛情に、欲望に、知能に、身体能力に、体力に、賞賛に、承認に、信頼に、本物に、有能さに、賢さに、面白さに、真実に、特殊さに、可愛さに、かっこよさに、センスに、スキルに、説得力に、言語化に、生き様に、目的に、目標に、本質に、時代に、運に、実力に、友情に、努力に、勝利に、誠実さに、歪さに、多様さに、安定に、安心に、オンリーワンに、ナンバーワンに、話題性に、オルタナティブに、ナラティブに、セオリーに、忠実さに、ワガママに、あるがままに、生きる目的に、健康に、感謝に、、
恵まれなかったら恵まれなかった分だけ、それは呪いとなって残りの人生を捧げることになってしまう。自由に選べるほどに偏った選択をとり続けることになるみたいだ。
ようこそ、これからは何でも自由に選べる世界。
資本主義世界だろうと、お金では引き換えられない価値もたくさんある。
然るべきタイミングを逃した人間の成熟はいつになるのが正解なのだろうか。
弱男HAL