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不器用な人のための低温調理機入門

料理は得意ではないですが、とりあえず長く煮込めばおいしくなると思っている宗派なのでテレビで見た低温調理機が何となく気になっていました。飽きっぽいので買ってもきっと使わないだろうな…と流していましたが、外出できないゴールデンウィークの暇つぶしにと思わず買ってしまいました。

有名な(=高い)〇ONIQとかには憧れるものの使い続ける自信が全くないので、アマゾンで安くてでも壊れなさそうなやつをさんざん比較して買いました(結局ヨドバシで購入)。

そこから3回くらい使ってみました。適当でも低温調理機で時間かけて作ったんだ!という心理的効果もあるのかなかなかおいしくできました。

せっかくなので作ったレシピを公開と思いましたが、世の中にはもっと素敵なレシピがすでにあるのでそちらを見ていただくとして、それよりも自分のように不器用かつ面倒くさがりな初心者のためにいくつかラーニングがあったので共有します。

不器用な人には真空パックツールがおすすめ

低温調理は基本的にジップロック的なものに材料を入れてお湯に沈めるだけですが、浮かないように空気を抜く必要があります。

自分も色々試してみました。

・ストローで空気を吸いだす → 醤油液を吸い込みかける
・「あら簡単!水の中でジップロックを閉じれば誰でも空気が抜ける」→「誰でも」に属せないレベルの不器用だったようです…

結局苦労した割に空気が残り、浮かぶジップロックを重めの食器を突っ込んで押さえつけましたが、気を抜くと浮かび上がっていたりするので油断できませんでした。

結論から言うと2回目から真空にするこのツールを使いました。ヨドバシでこれだけでも送料無料で買えます…それこそ不要不急な気もしますが、これで不器用者が一人救われました。ありがとうございます。

このツールをもってしても勢いよくバキュームしすぎてポンプが醤油液まみれになる事件も起きましたが、とりあえずほぼ真空は出来ますしストレスはかなり減ります。減るはずです。

ちなみにポンプは分解して洗えるので何を吸い込んでもOKです。

調味料は入れすぎない

ジップロック内で真空にするので普通の煮物のノリで調味料(液体)入れると入れすぎになります。調味料入れすぎると先ほど言ったみたいに空気を抜くときに吸い込みそうになりますし、第一もったいないです。

几帳面にレシピを見ればそんなことは起こりませんが、自分は適当に作るのでつい入れすぎました。

でも、牛肉ステーキのすき焼き風を作った時には余った割り下で超おいしい卵ご飯にできたので、余った場合は有効活用しましょう。

固いものを入れる時には角に注意

初回からスペアリブを使うという少し挑戦的な臨み方をしたところ、スペアリブの骨の角でビニールが破れてちょっと薄味になりました。健康的?

面倒を避けたい人は有名どころを買った方が良い(かも)

今回、一度使っただけでボタンが反応しなくなりました。「やっぱり有名なやつを買っておけば壊れなかったかもしれないし、アフターサービスも良かったかも知れない…。」

結局幸いにも国内でアフターサービスがあったのですぐに修理していただけましたが、そうでなかったらかなり残念な気持ちになっていたでしょう。

ちなみホームページを見る限り大きな会社に見えなかったので大丈夫かと思いましたが、電話の対応も丁寧、また非常に迅速に回収・修理・返送してくださってむしろその会社に対する評価は上がりました。大手の会社ではないだけに、もう二度と巡り合うことはないかも知れませんが…。

結論

不器用な自分でも、数千円の初期投資でおいしい料理を作ることができました。楽に、そして少し楽しく料理がしたい方にはオススメです。

機械に温度や時間をセットして...というところが少し実験っぽくて自分は好きなので、実験くんに料理をさせたいひとにも良いかもしれません。多分。



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