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(またまた)行ってみた!スナワチPOP-UP STOREスピンオフin原宿2024

ぼくはもっぱら万年筆派で、これまで長らく布製のペンケースを使っていました。ところがこれが2月の半ばに破れてしまい、あちゃー、と思っていたんです。

いつもならすぐに新調するのですが、今年は不便ではありますがしばらくガマンして使い続けることに。

なぜって?

それは4月の終わりに『スナワチPOP-UP STORE』が原宿にやってくるからさ!

と、いうことですっかりおなじみとなったスナワチPOP-UP STOREスピンオフin原宿2024にいってきたよ。という話を聞いてください。


スナワチとは

いまさら説明不要。日本のクラフツマンによるレザーブランドを厳選して扱う専門店です。オウナーは前田将多さん。4年ほど前に革下駄でお世話になってから勝手に“レザーメンター(革師匠)”と心の中で呼んでいる方です。

「愛せるモノを、持たないか?」を合言葉に、使えば使うほど自分のものとして馴染んでくる革製品をラインナップ。ショップは大阪なのですが、年に1度、原宿にPOP-UPストアをオープンしてくれます。

名古屋出身、東京在住38年目、共働きのフレンチブルドッグ飼いという、家を空けにくいわたしにとって関東での出張販売は本当にありがたい。ゆえに出店される際には必ず顔を出すのです。そして必ず何かを買うのです。これが買わずにいられるか。

ちなみにPOP-UPストア、最初こそスナワチ単体での出店だったのですが2020年からはブーツのGrant StoneとデニムのNIMUDEが参加。さらに2022年から刺子/襤褸のTERAS、器の草々、着物リメイクのkonoteが加わり6ブランド合同の一大イベントと化していました。

去年のレポートはこちら!

今回は「スピンオフ」としてグッとミニマムに。スナワチと草々、konoteの3ブランドでの開催です。うん、こじんまりもいいよね。お店側とお客側の対話も弾みそう。


GW前半初日の原宿

初詣か!といわんがばかりの混雑ぶりを呈する竹下通りでもみくちゃにされながら会場の原宿デザインフェスタギャラリーへ。

当日はスナワチTシャツを着ていったのですが、いきなりkonoteさんに「あら!いいシャツね」と声をかけられしどろもどろする始末。

そういうkonoteさんも、草々のきょうこさんも、もちろんスナワチの将多さんもスナワチTシャツを着用されておりました。

今回のお目当ては記事冒頭でも書いたペンケース。そして家族用にキーホルダーも探しにきました。どれどれ、どんなのがあるかな…と物色していると後ろから「ハヤカワさん!」と声がかかるじゃありませんか。

するとそこには半分ぐらい偶然にも前職での後輩である「世界のキタノ」くんが!

実はその日、ぼくは仕事でランチのついでに立ち寄ったのですが(仕事場から会場までは徒歩30分ぐらい)行く前にこんなつぶやきをしていたのでした。

これをみた世界のキタノくんは「もしかしたらいるかも…」と淡い期待を胸にPOP-UPストアへ向かったんだそうです。おれはツチノコかよ。

「おお、こんなところで会うなんて!」

いつも何気なく口にするセリフですが、その場所の人にとっては失礼ですよね「こんなところ」だなんて。でも言っちゃうの。他意はないんですけどね。

びっくりして将多さんに世界のキタノくんを紹介。お願いしてツーショットを撮らせていただきました。

世界のキタノ(画像左)

将多さんに欲しいものについて伝え、いろいろとご紹介いただき、心の中で買うものを決めたらストア内をゆっくりと見学です。

草々さんのうつわたち
人気のバッグコーナー
konoteさんの華やかさよ!
ライターや書籍、Tシャツもあるでよ
新作のバッグも先行予約できます

今回、スナワチのほかに心惹かれたのは草々のきょうこさんが仕入れてきてくれたガラスのうつわたち。飛騨高山在住のガラス作家、安土忠久さんと天平さん親子がつくった器やグラス、ぐい呑みなど。

なんか、こう、“いのち”を感じたです

最初は「これで日本酒呑んだらさぞうまかろう」とぐい呑みを物色。しかしきょうこさんとお話をしながら選んでいるうちに「そうだ、おれがいちばん好きで毎晩欠かさず呑んでいるのはビールだった!」と気が付き、あわててビールグラスに変更。ひとつとして同じ形はないグラスをふたつ、いただきました。

つくり手と直接会って、話すことを通して品物を仕入れるところがきょうこさんと将多さんの共通項。だから信用できるし、任せられるし、本当にいいものを手にいれられるのです。

忠久さんのことばと

きょうこさんが安土忠久さんと天平さんに会いにいった話はこちら!

また今回ぼくは購入することはありませんでしたがXでつながっている方々の多くがkonoteさんのスカーフやらなにやらを手にいれていて「むむむ、つぎはおれも」と密かに闘志を燃やしています。


さて

今回も楽しく、ホクホクといいお買い物ができたスナワチPOP-UPストアでしたが、以下に新たに手にいれた“愛せるモノ”をご紹介します!

◎ペンケース

まるで誂えたかのようなサイズ

「万年筆3本?3本ならこれ!ちょうど入るよ!」と将多さんがおすすめしてくれた緑のペンケース。モンブランのマイスターシュテックとスターウォーカー、ファーバーカステルのオンドロがぴったり入る。すごい!将多さんの目利き力たるや。

◎キーホルダー

上がおれのです

鍵をよく失くし、その後必ずおかしなところから発見される(こないだは冷蔵庫の豚バラ肉パックの間から)家族のために購入。もうひとつ気に入ったのがあったので、ええいついでだと自分用にも買いました。

◎安土さんのグラス

この夏の夜はフル出動間違いなし

これでビールを呑むとですね、いつもの缶ビールが6倍おいしく感じられるんですよ。わが家に来てから毎晩こきつかわれているグラスです。ずっしりした重要感。厚めの呑み口がまろやかさとコクを添えてくれます。


いやあ、本当にいい買い物でした。それだけで仕事づくめのゴールデンウィークが「いい連休だった…」と思えます。

「いつかいきますね」と言いつつ、しばらくはショップに足を運べそうにないので、願わくばまた、ぜひ。

Snap-on味あるスペース、大好き

ちなみに、こんだけ煽っておいて言うのもなんですがPOP-UPストアはもう終わってますからね。どんだけ原宿うろついてもお店ありませんよ。物欲が刺激された方はどうぞスナワチあるいは草々はたまたkonoteまで是非!

スナワチ

草々

konote

よろしくお願いします。

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