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【貧困・毒親育ち】誠実な男性と結婚できた理由


こんにちは。はくとうです。わたしは27歳の無職です。


わたしは子供の頃、
父の【ギャンブル依存・借金・アル中・躁うつ病】で
問題だらけの家庭で育ちました。


当時から今まで、こういった問題を誰かに話したことはなく

『この世界に私の気持ちをわかってくれる人は誰もいない』

『自分はひとりぼっちだ』

『こんな事故物件みたいな女が結婚なんてできるわけない』


と人生をめちゃくちゃ悲観して生きてきました。


実家が貧乏で、借金があり、親がうつ病というのは
正直すごく辛かったです。

そんなわたしですが、たいへん誠実で優しい男性と結婚することができました。


ということで今回は
貧困毒親育ちのわたしが誠実な男性と結婚できた理由』をお話しします。


不遇な環境で育ったゆえに、人生悲観している方に届いたらたいへん嬉しいです。





・両親は毒親



わたしの両親は俗にいう“毒親”です。

父は典型的なモラハラDV夫で、母を完全に見下していましたし
母は父の横柄な言動をひたすら我慢していました。

具体的なエピソードを話すと長くなってしまうので、
それはまたいつかお話しできればと思います。


母も毒親なのですが、わたしは母が好きでした。

だから、
日々の生活に疲れ果ててボロボロの母をみるのが
なによりも辛かったのです。


悔しさと怒りで堪らなくて、

「お父さんと別れないの?離婚してよ!
お母さんを幸せにしてくれないお父さんが大嫌い!」


と泣きながら、よく母に言っていました。


すると、母は決まってこう言うのです。

「家族に酷いこと言うのはやめなさい。お父さんにだっていいとこはあるんだから」と。


ひどいことをされても良いところがあったら許されるのか…?

それって搾取じゃん。

おたがいの悪口を言い、思いやりもない関係。

それが家族なのでしょうか?


『母はなぜ父と結婚したんだろう?』私はずっと不思議でした。

ですが最近気づいたんです。

『父と母は最高に相性のいい夫婦である』と。


というのも、
“パートナーは自分を写す鏡”

とよく言いますが、まさにこれなのです!


人は自分と心の状態がぴったり合う相手としか結婚しません。

自分に自信のない人は
同じように自信のない相手と一緒にいると落ち着くんですよね。

当時は父のことを『ただ性格が悪いやつ』と思っていましたが、違うんです。


父はものすごく自信がないひとなんです。母も同じです。

自分が大切に扱われるべき価値ある存在だと思えない人なのです。

なので父に雑に扱われたり、
稼いだお金が父のタバコや酒に消えても、母にとってはそれが落ち着くのです。

これが『共依存』というものですね。


※ちなみに両親の共依存は続いていますが、他人がどうこうできる問題ではないので放置してます。


・両親を反面教師にした



少々前置きが長くなってしまいましたが💦

毒親に育てられた女性がモラハラ夫と結婚してしまうパターン
もうあるあるですよね。

基本的に毒は連鎖するものですから、自然でしょう。


ですが、わたしは全員がそうなるとは思っていません。

なぜなら、
両親の異常さに気づき、反面教師にできたら誠実な男性を見極められるようになるからです。


恐縮ですが、わたしは男性を見る目があると自負しています。

「父と母のような関係はおかしい」
「父みたいな人と結婚したら生き地獄だ」と本気で思っていたので

「父のような自己肯定感の低い人とは絶対お付き合いしない!」と決めていました。

だから、どんなイケメンでもお金持ちでも
『男尊女卑』や『モラハラの片鱗』が見えたら一瞬で冷めます。

それぐらい“相手を傷つけることで自信のなさを埋める人“へのセンサーが超敏感に働くのです。



・夫は女性から見向きもされてない人だった


ちなみにわたしはマッチングアプリで夫と出会いました。

当時のわたしは20代の看護師。

これはほんとに自慢ではなく、
需要が高い存在なので当然めっちゃモテましたよ。

夫もその中のひとりでしたが、

ぶっちゃけると
彼はアプリ上で誰からも見向きもされていませんでした

おそらく、多くの女性にとって
彼はこう見えていたんじゃないかと思います。


・ケチ
・つまらない
・古くさい
・弱い
・服がダサい
・体型が貧弱


一言で、男らしくないってやつですな!


・夫は磨けば光る原石だった


それでも私にとっては、服がダサいとかマジでどうでもいいことでした。

・ダサい→服をプレゼントしてあげたらいい

・ケチそう→必要なものは自分で買うからいい(今無職だから買ってもらってますがw)

・弱そう→守ってもらわなくて平気っ!武道黒帯もってるので!


こんな感じで彼がダサかろうが、ケチだろうが私が困ることはひとつもないのです。


そんなことより、私にとっては内面のほうが大事!!

内面では、彼はどんなハイスペ男子にも引けをとりません。

わたしには彼がとても誠実な男性だとわかりました!

なぜそう感じたかと言いますと、理由は以下の2つです。


①自分を大切にしている
②劣等感を魅力に変えている


①自分を大切にできる人は、相手も大切にする人



自分を大切にしている人というのは他人にも優しいです。

いつも自分を尊重しているので、
私がこうしたいと言った時も同じように尊重してくれるのです。

彼から頭ごなしに否定されたことは一度もありません。



そしてこれは自分の価値観を変えさせられたエピソードなのですが、

ある日仕事から帰宅した夫が「明日急遽有給で休むことにしたから!」と言うのです。

何かあったのかと思い理由をたずねました。

彼は、最近業務が立て込んでストレスが溜まっていたらしく

俺は今心がしんどいから、明日は仕事を休ませて欲しい。
明日休んだら明後日からは元気に働きます

と上司に言ったらしいのです。

私にとって、夫の行動は自分勝手で非常識にみえました。

ですが、それを伝えると彼は
自分の体調より大切な仕事ってある?しんどいから休むって当たり前じゃない?」
平然とそう言うのです。

有給で存分にリフレッシュした彼は、翌日超爽やかに出社していきました(笑)

休んだことでパフォーマンスが上がり成果を出したので、上司の評価は上がりました。

そんな夫の姿をめちゃくちゃかっこいいと尊敬しています。

このように、自分を大切にする夫は、無職でニート同然な私にも
「今日もゆっくり過ごしてね。お昼寝もしてね」と毎日言ってくれます。


自分に優しい男性は、他人にも優しい!



②コンプレックスを魅力に変えてる人は最強


次に②についてです。

コンプレックスというのは『自分が嫌い』です。

この『自分が嫌い』があると
他人の欠点を責めるのに繋がるから厄介です!

たとえば、
わたしは小学生の頃おデブだったんですよ(笑)

それが超コンプレックスだったんですよね。

でも中学で運動部に入ったのをきっかけにみるみる痩せました。

今も154cm44kgのスリムボディをキープできてるのですが、
じつはこのコンプレックス、今も手放せていないのですよ。

今でも太ることが怖いし、太った自分は嫌いなのです。

先ほども言いましたが自分への嫌いは、他人を責める感情を生みます。

つまり、
太った自分が嫌い=太っている他人も嫌い』です。

すると、
太っている人をみた時に、なぜダイエットしないのかと責めてしまったりするんですよ。

あ、これはあくまで例え話ですよ!!!

わたしはコンプレックスを持ってると、ちゃんと自覚してるので
人様に「痩せろ!もっと努力しろ!」とは思いません。


そこで、夫の話に戻りますが。

彼は学生時代から社会人になるまで、
容姿をいじられることが非常に多かったらしいのです。

・顔がでかい
・背が低い
・太っている など散々なもんです。

(※彼の名誉のために補足させて頂きますが、
顔は結構かっこいいですし現在は痩せてます!笑)

ですが、彼はそれをコンプレックスとは思っていません。

顔がでかくても、背が低くても、太っていても、
そんな自分も好きなのです。

ほんと強がりじゃなくて、まじでそうだから
他人に貶されても気にならないそうです。

むしろネタにしたら笑いをとれると知ってるので、場を和ませにいきます。

これがコンプレックスを魅力に変えるってこと。

何よりも、すごいことです!

このようにコンプレックスがない夫は、もちろん相手を責めるということもありません。


わたしが
・コップを割っても
・コミュ障でうまく話せなくても
・運動音痴でも
・実家が貧乏でも
・毒親育ちでも


責めたり、バカにしたり、不要なアドバイスをすることもしません。

まるごと愛してくれるのです。


・結論:貧困毒親育ちでも、素敵な人と結婚できる



ということで
家柄が悪くても、毒親育ちでも、誠実な男性と結婚することはできます。

両親を反面教師にしたら、より素晴らしい男性を見つけることができます。

つらい経験をたくさんした人は、幸せを見つける力を誰よりも持ってるの。



当時は確かに、自分はなんて不幸なんだろう…(涙)と嘆いていましたよ。

できることなら、ちゃんとした両親の元に生まれたかった。私だって。

でも、最悪な状況を自分でプラスに変えていくって、最高にかっこいい。

自分で人生を楽しくしたことをまじで誇りに思ってるし、
夫をパートナーに選んだことは私の人生で指折りの褒めてあげたいポイント。



今不遇な環境で生きづらい人がいたら、
とにかく楽しいこと探しにフルコミットしてみたら
何か道が開けるかもしれません。


こんな内容でも、無職が書いたら説得力ないでしょうがww

最後までお読みいただきありがとうございましたっ!



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