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永年勤続特別対談 汗と涙の僕らの10年|社内報 HAKUTEN COLOR

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※この記事は、過去に社内公開した内容を、note用に再編集したものです。

5月のALL HAKUTEN MEETINGでも発表がありましたが、この4月で合計12名の方々が勤続10年・11年を迎えました!
今回は、佐藤さん・有川さん・高橋さんの2010年入社の3名に、入社してから今日までの青春の日々を振り返って頂きました!
※記事の中では、敬称を省いています。

トークメンバーのプロフィール

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佐藤
2010~2015年:営業
2015~現在:西日本事業所へ異動 営業

≪永年勤続表彰コメント≫
入社12年目、同期の営業はいなくなりましたが、
今後は、同期と呼べる斎藤君、木島君、圷君とともに、
会社を盛り上げていきたいです。
有川
空間デザイナーとしてクリエイティブ局配属後、移動歴なし

≪永年勤続表彰コメント≫
表彰ありがとうございます。
過ぎてみればあっという間、という気もしますが、改めて振り返ると、会社もプライベートもそれなりに変化したなと思います。
これからも良い変化を続けていけるように頑張ります。
高橋
2010〜2017年:BtoB向けの展示会のブースを担当
2018〜現在:BtoC向けのイベントや常設の案件など幅広く担当

≪永年勤続表彰コメント≫
あっという間に10年以上過ぎてしまいました。
振り返ってみると、デザインに対する好奇心は入社当初と変わらず溢れるばかりで、周りが見えなくなる時があるので、中身が成長できているか心配な時もあります。
ただこれからもデザインの可能性を探求し続ける姿勢は崩さず、周りの人も巻き込みながら、ココロ揺さぶる瞬間を創り続けて行こうと思います。

Q1. 新人時代 お互いの印象

高橋「新人時代の佐藤はねぇ・・・・もうね、「武士」!!!!       って感じ。スゴイとがってた笑」

佐藤「笑 なんだよそれ」

高橋「すごい真面目で、仕事に関してもストイックだったんだよ。『ストック裏のパース描け』とかね。そんなとこいる!?みたいなwそれも毎回」

佐藤「…気になるだろ、ストック裏」

有川「確かに、最初の印象は『体育会ど真ん中の爽やかな奴』だったけど、   付き合ってみると『すごい変な奴』だったね」

佐藤「おい笑」

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高橋「有川は、いつも明るかったよね。俺は後ろ向きな気持ちになることが多かったから、有川の明るさにはすごく助けられた。どんなに忙しい時でも、大変さを見せなかったよね」

有川「そうかな?結構見せてたと思うけどな?」

佐藤「有川は研修の班が一緒で、営業向きだなって思ったのが印象に残ってる。その位、人当たりが良かった」

映ちゃん

有川「高橋は完全に『素朴』。一番変わらないよね。俺はあか抜けてる人よりも素朴な人が好きだったから、『こいつとはやっていける』って感じてた」

佐藤「我々の同期は8:2に分かれてた気がする。明るくて誰とでもやっていける8割と、そうじゃない2割。有川と高橋は8割に属してて、俺は完全に2割にいたな。」

高橋「そうそう、中心で旗振りする奴がいて、それに乗っかるのが有川。振られたら乗っかるのが俺。振られても乗らないのが佐藤だったね」

匠

高橋「たしかに笑。むしろ、佐藤は1個上にすごく可愛がられてたよね」

佐藤「うん、これは絶対載せて欲しいけど、今でも私の同期は齋藤君、木島君、圷君 だと思ってるよ」(※)名前の上がった3人は佐藤の先輩

一同 笑

Q2. 若手時代 印象に残っているのは…

高橋「俺は、初めて木工でRを使えたのが嬉しかったなぁ。当時はコマ単価50万円くらいだったんだけど、2小間で200万も予算がある案件があって。角R、床貼り分け、間接照明、行灯、LEDパネル、透かし文字っていう、普通なら積算の段階で却下されるもの全部使って提案したのに、受注できたんだよ。あれは嬉しかった!!」

有川「確かにそれ全部ってすごい笑」

ぼかし

高橋の担当した「全部盛りブース」

佐藤「印象に残ってること・・・・・先輩に案件進行で一喝されたことかな」

有川「なにしたの笑」

佐藤「1.2年目の頃って、自分のキャパシティ以上のことをしてたじゃない?当時は誰もやたっことないセミナーを受注したんだよ。社内で知識もないから、誰に聞いても分からない。事務局ってどうやって開設するんだ?っていうレベル。次第にレスポンスが追い付かなくなって、お客さんだけでなく社内外の関係者にも迷惑を掛けることになっちゃった。そんな状況だったから、気付いた時には、後ろから間合いを詰められて・・・・ね。」

高橋「喝を入れられた、と笑」

佐藤「うん。いや、でも、今でもその経験は戒めになってると思うよ。それ以来、一人で抱え込んでないか、きちんと周りを巻き込んで進行できているかって、常に気を配るようになった。」

高橋「一番つらい時の記憶があるから、どんなに辛くても『あの時に比べればまだまだ!』って思えるよね」

有川「3.4年目が一番量をこなしてたよね。俺、年間100件位プレゼンしてたもん」

高橋「先輩から『週2プレ(※)』って言われてたからね (※)=週に2件プレゼンしろ」

佐藤「…今考えてもよくやってたと思います」

一同 納得

ぼかし クカ

有川が担当したロボット展のブース

Q3. 汗と涙の10年間 続けてこれた理由は…

高橋「俺は、自分の成長が止まったと感じたときがあって、その時は正直、退職も考えた。展示会分野で自分のやれる事は全部やり切ったと思ったんだよ。でもその時、やったことがないBtoC向けの部署が立ち上がっていたから異動を希望した」

有川「俺も、主催案件みたいな手が掛かるもののリピート案件が増えてきて、同じ仕事の繰り返しみたいに感じてきて、行き詰まりを感じた事はある。それでも続けていくうちに、自分のスキルが上がってきて前ほど時間を掛けなくても出来るようになったし、繰り返しの中でもただ同じことをやるのではなく、新たに価値発揮していける可能性も見えてきたことでマインドも変わってきた」

ぼかし UCC

有川が担当した主催案件

佐藤「私、正直、辞めたいって思った事は一度もないな」

高橋・有川「おーーーー」

佐藤「自分はものすごく高い理想を掲げて博展に入ったわけではないからその分、割り切れていたのかもしれない」

高橋「佐藤はさ、きっと、偏見なく入ってきて、仕事の面白いところを好きになったんじゃない?まっさらな状態だったからこそ、うちの会社だから出来ることや、自分で案件を動かす面白さを、他の人たち以上に感じたんだと思う」

佐藤・有川「おぉ…いい事言うなぁ…」

ぼかし オムロン

佐藤の担当したIIFESのブース

高橋「うちの会社は挑戦したいことをやらせてくれる会社だけど、間違えちゃいけないのは、何でもかんでもやらせてくれるわけじゃない。大事なのは、本気かどうかなんだよ。 本気でやってる事に対して、ちゃんと見てくれていて、挑戦させてくれるんだと思うよ」

Q4. これからの10年と、みんなに伝えたいこと

高橋「最近、モニュメントの案件に関わったんだけど、やったことがないものに挑戦するって感覚は、初めてRや行灯を使った10年前と一緒だったよ。
クリエイティブの根幹っていうのは、何年たっても変わらない。色々な技術が上がってきて、色々なジャンルが出来る時代になっているから、今後は、より幅広いところでクリエイティブをやっていきたいと思ってる」

モニュメント

高橋の担当した「THE AXIS OF PEACE | 平和の軸」(横須賀市)

佐藤「そういう意味では、営業も根幹は変わらないな。よく『BtoC向けのイベントがしたい。派手な仕事がしたい』とかって言葉を耳にするけど、自分のやり方次第だと思うんだよ。商材やクライアントという浅いところの目先を変えるよりも、自分のやり方を変えてみることが大事なんだと思う」

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佐藤の担当したSCAJのブース

高橋「行き詰まった時って、手元を見ずに、遠くばかりを見てしまっている気がするんだよね。知識はあるけど、やったことがないものってすごく多い。『誰かがやったからやらない』じゃなく、『それを、自分がやったらどうなるか』と思考を変えてみた方がいいんだよ。それはBtoCとかBtoBとか関係なく、どの部署に属していても出来る。『自分がやったかどうかの指針』を持っているといいんじゃないかな」

佐藤「他の部署や、他の会社がまぶしく見えて、あたかもそこが自分が求める完璧な形なんだと思う事があるかもしれないけど、その中にいる人たち全員が完璧なわけじゃないからね。私は、あえて部署や会社を変えなくても、自分で違うやり方に挑戦してみるようにしているし、今後もそうであり続けると思う」

有川「博展はすごい勢いで変化していく会社だから、ここ10年でも、昔では全く想像もできなかったような仕事をたくさんやっている。10年続けた今でも、自分が触れたことのない面白い仕事がまだまだ社内にはあふれていると思う。だから辞めようとも思わないし、まだまだ新しいことをやるチャンスはあると思う。ある程度長く続けてきたことで、若い頃みたいに早く新しいことしなきゃ!成長しなきゃ!みたいな焦りは無くなってきて、『5年後10年後、今と全然違う仕事もやってみたいなー』ぐらいに、気楽に漠然とたのしみにてます笑」

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有川の担当した建材系の展示会


編集後記
入社当時から今までの11年間、それぞれのステージを常に全力で走り続けてきた佐藤さん、高橋さん、有川さん。新人の時と変わらない笑顔で、今でも最高に前向きな3人がとても素敵でした!
皆さんの今後の更なるご活躍を楽しみにしております!

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