完成

2.テキストを入れてメッセージ性を上げよう【フォトショ初心者向けHow to】

 2018年も残すはクリスマスと大晦日、今年ももう終わりが近づいています。やり残しや後悔を残さずに年を越していきたいところです。それでは、今年最後?の講座やっていきたいと思います。

 今回やることは"写真や画像にテキストを追加する"ことです。テキストには写真で伝えたいものを文字で強調して分かりやすくしたり、逆にぼかしたりする効果があります。では、photoshopを起動しましょう。

前回とは違って新規作成から始めるのではなく、その下の「開く」ボタンを使って画像を基にしたサイズで始めます。

【1】画像をダウンロードして、開こう!

まずは、この画像をダウンロードしましょう。

画像のダウンロードはこちら

Pixabayとは?
Pixabayは著作権のない画像や動画を共有する、活気のあるクリエイティブコミュニティです。すべてのコンテンツはクリエイティブコモンズCC0の下で公開されています。これにより、たとえ商業目的であっても、許可を求めたりアーティストに信用を与えることなく安全に使用できます。     写真を使ってもいいですか?
これらの画像は、商用、非商用を問わず、コピー、改変、再配布することができます。利用に関する許諾や使用料の支払いは必要ありません。しかし、画像の中には商標やパブリシティ権、プライバシー権などに基づき保護されているものが含まれます                       引用元:よくある質問

会員登録をすればダウンロード毎の確認も無くなりますし、非常に便利なので私の講座では多用すると思います。みなさんもどんどん使っていくといいですよ~!

ではダウンロードした画像を「開く」で開いてみましょう。

【2】テキストを追加しよう。

この画像をどう見せたい、どういうことを伝えたいかで書く文章は変わってきます。そして、文章だけではなくフォントの種類や文字の大きさの大小、文字の色でもメッセージ性は大きく変化します。

(1)それではまずフォントを用意しましょう。                                                フォントには無料のものと有料のものがあり、また最初からついているものもあります。今回はみんな使える無料のものを2つ使っていきます。

まず1つ目は"筑紫A丸ゴシック"です。

こちらはAdobe Fontsというphotoshopと同じAdobeから出ているものになっています。同じ会社なのでウェブ上でアクティベートすれば即座にphotoshopならびにillustratorなどの自社ソフトに即座に反映されます。再起動する必要もありません。                     今回はページ上の"FOT-筑紫A丸ゴシック Std R"を使用します。

次に2つ目は"源柔ゴシック"です。

1つ目の筑紫A丸ゴシックに似ている丸みを帯びたフォントです。こちらのフォントは自家製フォント工房さんで配布されているものになっており、AdobeCreativeCloudを所持していない人でも使えるものになっています。今回は丸みの強さは標準のものを使用します。こちらを使用する場合フォントを入れた後、photoshopを再起動してもう一度同じ画像を開いてください。

(2)早速書く前に...

書く前にまずは何を伝えたいか、そしたら何を描こうか、どんな色にするか決めましょう。しかし、いきなり決めろと言われても悩むと思うので今回は私が考えた言葉でまずはやっていきましょう。今回の書き込む文字は「あの頃の夏」、青春を思い出せるようなイメージで決めました。作者にそのような思いではないのですけど。

(3)それでは書き始めよう

まずはテキストを入力するためにTのボタンを押すか、キーボード上のTを押しましょう。その後、画像上のどこかをクリックすればそこから文字入力ができるようになります。できるだけ真ん中より少し左から始めると楽かもしれません。どうでしょう?

取り敢えず文字を書き込んだ状態です。これでも、雰囲気は出ていますがフォントは初期のままですし、文字の場所も中心からずれてますね。

まずはフォントから変えましょう。

文字を選択したあと左上の部分(編集やイメージの下あたり)でフォントが変えれるので、先ほどダウンロードしたフォントをクリックしましょう。

変更できましたか?

では次にその右の部分(フィルター、3Dの下あたり)の部分で文字の大きさを変えましょう。今回は"200pt"にしましょう。

そしたら文字を中心に合わせます。文字を中心に合わせるために、補助線を引きましょう。[表示]→[新規ガイド(E)]→[水平方向(H)位置(P)[50%]]そうすると、横線が出ます。次に同じ感じで縦線を作ります。[表示]→[新規ガイド(E)]→[垂直方向(V)位置(P)[50%]]この線が重なった部分が中心です。もちろんこの線は補助線なので出力した時には出ないので安心してください。         補助線を出したら、[ctrl+T]を押して自由変形ツールを出しましょう。この自由変形ツールにはいろいろな使い方があります。外側を引っ張れば普通に拡大縮小ツールとして使えますし、shiftを押しながら引っ張れば部分的に引き延ばすこともでき、ctrlを押しながら角を引っ張れば斜めにできます。  ですが、今回は変形させるツールとしては使いません。

このようにして、補助線と自由変形ツールで出た四角の部分を合わせると、文字の中心が画像の中心に合います。

そしたら、Enterもしくは画面中央上の〇ボタンを押して完成です。

ここからはこの画像に違和感を感じたら鋭い目を持つ人向けです。講座の内容としてはすでに終わっているので、おまけに興味のある人だけ続きを読んでください。

おまけ

画像の違和感、その原因は左右の余白が違うことだと考えています。なのでおまけでは、左右の余白を合わせます。

左側のよはくBを減らせばいい感じになりそうです。では切り抜きツール(ショートカットキー:C)を使ってトリミングしましょう。左端の辺を引っ張ってWの値が622前後になるところで止めてください。

できましたか?そしたら完成です。[ファイル]から[別名で保存]を押して画像を出力しましょう。

それでは今回のおまけはここまでです。もっと色彩を変えて、別のメッセージ性を出したいという人は次の講座を待っていてください。ここまで読んでくれた方、講座部分を読んでくれた方ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?