【詩】後朝(きぬぎぬ)のうた 56 薄楽俊 2024年3月21日 00:02 後朝のうた 後朝のうた春はあけぼの山ぎわに目覚めた泡立つ光にふたりのときは美しくこわれ薄もやのたえだえにしずかに身を横たえるせぜのあじろぎ水おとはさやけくほそくまだ草むらに這うものの雲はすでに峰をはなれてたなびき 人の袖の涙もそのようにまたうつろいゆくものかしのぶもじずりわれならなくにまた巡り逢う日をおもいゆっくりと剥がれたときの表皮を抱くのみのわたくしなのです #詩 #現代詩 #自由詩 #詩のようなもの #和歌 #百人一首 #後朝 #本歌取り ダウンロード copy #詩 #現代詩 #自由詩 #詩のようなもの #和歌 #百人一首 #本歌取り #本歌取 #後朝 56