「石破茂・新総裁の宿命を見る」
自民党の総裁は
ほぼそのまま日本国の首相になるので
総裁選には多くの方が関心を持たれていたと
思いますが
最後の挑戦であった石破茂氏が
決戦投票で総裁の座を射止めました
内外ともに厳しい情勢の中で
日本国の舵取りを如何にしていくか
責任は重大です
ということで
今回は石破茂・新総裁の宿命を
少し見てみることにします
石破茂氏と岸田文雄氏
【石破茂氏の宿命】
1957年2月4日生(男性・67歳)
丁 壬 丁 貫索 天貴
未 寅 酉 貫索 調舒 禄存
丁 戊 天南 牽牛 天極
乙 丙
癸 甲 辛 (寅卯天中殺)
【岸田文雄氏の宿命】
1957年7月29日生
壬 丁 丁
寅 未 酉 (辰巳天中殺)
お二人の干支を見てください
なんと同じ干支が並んでいますね
月干支と日干支が入れ替わっているだけです
こういう場合は
縁が深い関係性だと考えます
この二人がバトンタッチをしたというのは
実に興味深いです
天干は壬丁の二重干合ですし
地支は無条(位相法がない)です
似た宿命ですから
環境が似ていれば
似た人生になる可能性も。。。
天中殺
石破さんの父親は東大卒で
官僚をしたあと鳥取県知事に就任し
国会議員になっています
最後は自治大臣にまでなって
在任中に亡くなりました
その後
田中角栄氏に跡を継ぐように勧められ
石破氏は勤めていた銀行を辞めて
1986年に衆議院議員に初当選しています
石破氏は生月中殺ですから家系中殺です
ということは
親の跡を継ぐのはNGです
更に言えば
初当選した1986年は丙寅なので
年運天中殺での政界進出になります
これらの天中殺により
国会議員を全うできないとか
全うしても大臣にもなれず
大した活躍も出来ずに終わるという形です
しかし実際には
総理大臣になるようなところまで
登ってきました
どこかで誰かが
負の部分を受け持っている可能性があります
宿命を見ると被りそうな方は
奥様・子供(女性二人)・姉二人・母親です
奥様には問題はなさそうです
もしかすると
今後の展開の中で石破氏本人が
消化させられるのかも知れません
守護神
守護神は庚金と甲木なのですが
地支の中に甲木と辛金があります
地支に守護神がある人は
努力型の宿命です
甲木は人物では母親になりますから
母親からの良き影響を受けることで
人生も向上していく宿命です
しかし
この甲木は月支にあるので
守護神としては取りにくく
日支の中の乙が守護神になりますが
後天運で甲木が回ってくる時には
運勢が向上すると見ます
今年2024年は甲辰ですから
良いタイミングでした
母親は教員で
偉人伝を毎日読まされたようです
また
母方は代々クリスチャンの家系で
石破氏もその信仰をしっかり受け継いでいます
総裁選の時の短い演説の中にも
謙虚さや災害の中にある方々への
心遣いが溢れていましたね
金銭問題に引っかかることもないと思います
天干二重干合
天干が丁壬丁なので
壬丁干合が二重になっています
先ずは「争官」の宿命と言えます
壬は星では牽牛星(名誉)になり
その名誉を自分ともう一人とで
奪い合い競い合うという形です
五度にわたって総裁選に出た
石破氏の人生を良く表している
と言えるでしょう
もう一つ二重干合を
男女関係として解釈する見方もあります
この見方は理屈としては
分かりやすいですが
実際の的中率としてはどうでしょうか?
ソフトに解釈すれば
壬は意中の女性ですから
ライバルとの競争の結果
心を射止めたと言えるかも知れません
天干二重干合の宿命の人は
大変純粋な人が多いと言われます
純粋にひとつの事に没頭出来るし
そうするととても強い人です
石破氏は鉄道オタクであり
軍事マニアですね
日干支丁未
丁火はローソクの火とか焚き火
あるいは月明かりなどと解釈します
暗いところを照らしたり
寒いところに暖を与えたりする役目です
性格としては情にもろい人です
防災省構想を持っているのは頷けますね
また
丁火には孤独感があり
あまり人と群れたりはしません
そんなところが
議員仲間での広がりがないことに
繋がっているのかも知れません
また
情熱的でありながら短気なところがあり
意に添わなければ手の平を返すのは
早いかも知れませんね
一時期は自民党から新進党へ移り
そして自民党へ復党しています
天干が火性で地支が土性ですから
上から下に火生土と相生しています
つまり
石破氏が奥様に気を流している姿です
奥様に良くしてあげることで
奥様からも良い気が返ってくる宿命です
奥様に尽くさないと運勢が上がりません
ここまでこれたのは
奥様孝行をされた実りでしょうね
丁未は十二大従星では天南星が出ますから
何歳になっても青年らしさがあります
やや極端な正論を主張するかも知れません
それ故に
意図せずに人の心を傷つけることも
あるでしょう
後天運
2024年は甲辰で守護神(甲)が回っています
2025年は乙巳で守護神(乙)が回っています
更に
東方には今年は支合で来年は半会が回るので
今年来年は前進して行く運気です
しかし
2026年は丙午で
日干丁の石破さんは侮光(ぶこう)されます
太陽(丙)の前ではローソクの光(丁)は
存在感が薄れるという状況になります
つまり
誰かのせいで目立たなくなるということです
2027年は丁未で日干支と律音になります
腹を決めて強い信念を見せないといけない
そんな年になるでしょう
(2026年も準律音なので同様です)
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ここまでで
既に2000文字を超えてしまい
陽占には触れる事ができませんでした
兎にも角にも
良き政治を実行して欲しいものです
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
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