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サントリー美術館『京都・智積院の名宝』を観てきました

サントリー美術館で始まった『京都・智積院ちしゃくいんの名宝』を、さっそく観てきました。あまり東京国立博物館トーハク以外の博物館や美術館へは行かないのですが、今回はご縁があったので、嬉々として六本木へ向かいました。

智積院云々に関しては、一気に知見を得ることができました。これまでもなんとなく聞いたことがあるし、ギリギリですが「ちしゃくいん」と読めるくらいには、過去に何度か頭の中で話題となったことのあるお寺さんなのだと思います。でも、ちょっとバタバタしているので、智積院ちしゃくいん自体については、同展へ行ったからこそ気が付いたこともありましたが、また別の機会に記したいと思います。

そして、『京都・智積院ちしゃくいんの名宝』については、やはり長谷川等伯とうはく久蔵きゅうぞう親子の『楓図』と『桜図』を中心とした元障壁画の作品については、すばらしかったです。

やっぱりね、作品は大きいと、それだけで「素晴らしいなぁ」と思ってしまいます。さらに、このサントリー美術館の展示室が、この『楓図』と『桜図』などの金碧障壁画群を展示するために作られていたんじゃないか? と思わせるようなピッタリ感。

その他の作品で、いまパッと思い浮かぶのは、意外にも土田麦僊ばくせんさんの『朝顔図』、堂本印象さんの『松桜柳図まつさくらやなぎず』など、昭和時代の作品でした。いやぁ〜、なんだか心に刺さりました。

ということで、智積院ちしゃくいんの(いわゆる)宝物館がリニューアル中ということで、その期間にサントリー美術館で巡業しておこうということなのでしょうね。京都へ行かなくても、東京の六本木で、駅から雨に濡れずに行けるサントリー美術館で、長谷川等伯などの名品が観られるというのは、とてもありがたいことです。

そういえば、先週あたりには長谷部誠選手をはじめとする、ドイツのブンデスリーガのフランクフルトが来日していましたね。いまはイタリアのセリエAあーの名門、ASローマが日本巡業中だとか。どちらが多くの人の心を揺さぶりますかね?

<2023年1月25日>
文中にサントリー美術館のツイートを追加しました。


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