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ドキドキした鹿図屏風 @東京国立博物館

先日、「今季トーハクの江戸期美術が豪華過ぎて……ドキドキするレベルでした @東京国立博物館①」というnoteを書いたのですが、その第三弾です。

柴田義董ぎとうという方が描いた《鹿図屏風》です。この方……全く聞いたこともありませんでしたが、(京都)四条派……つまりは呉春ごしゅんさんの弟子ということです。

以前も書いたとおり、この絵の前に立った時には、心がドキドキしました。

柴田義董ぎとう《鹿図屏風》右隻

右隻の真ん中には二頭の鹿さん。親子でしょうかね……子どもが親のお尻をクンクンしている様子が描かれています。その足元にはイヌタデかな……緑も赤も鮮やかなので、春か初夏のイヌタデでしょうか。

柴田義董ぎとう《鹿図屏風》左隻

左隻には、一頭のオスの鹿。右隻の親子を見守るかのように振り返っていますね。そして足元に描かれているのは、カラスノエンドウとツユクサ。


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