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詩 遅い朝に

遅い朝に布団から
窓の外を眺めてる

青い空が広がって
日陰の部屋の
空気は微温ぬる

さっきから
蝉の声が気になって

鳥の声と車の音が
混ざる中に人はいない

遅い朝に布団から
出られない

夜に窓から見る空は
揺れる灯りが近くに見えて

朝に窓から見る雲は
白く輝き遠くに見える

白いカーテンが
ゆらゆら揺れている

もう起きなければと
思いながらも

いつまでも外を
眺めていた

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