俳句 嵐去り


俳句を作りました。
今回は三句です。詩を添えました。

俳句

嵐去り 青葉若葉や 空青く

足裏に 梅雨入ついり覚える 芝生かな

夕焼や ねぐらへ帰る 鳥の影

嵐が去った公園に
枝があちこち落ちていた

強い陽ざしに照らされて
青葉と若葉が光ってる

水を吸った芝生たち
僕の足裏押し上げる

日が暮れて空が焼けると
青い山が浮かんで見えた

騒がしく帰る鳥たちが
影をひいて去って行く


季語は以下の通りです。
・青葉若葉
 初夏の若葉が生い茂って、青々とした
 生気をみなぎらせているさまである。
 青葉は深緑である。
・梅雨入(ついり)
・夕焼
 四季を通じて見られるが、夏が
 とりわけて壮大で、荘厳の感が強く、
 この季節にかなう眺めと受け取られ
 ている。

ハルキ文庫 角川春樹編 現代俳句歳時記 夏より一部抜粋



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