詩 春靄
ホームで電車を待っている
空は白く平たくて
白い靄が流れてる
ときおり風が吹き付けて
たゆたう風に撫でられる
マンションのアンテナに
鳥が一羽とまってる
嘴を左右に振りながら
白い靄を見つめてる
ホームに停まった電車に乗って
座席から窓の外を見る
髪を靡かせた女性が通り過ぎ
たゆたう風に揺れていた
*
春靄(しゅんあい)
春がすみ
ホームで電車を待っている
空は白く平たくて
白い靄が流れてる
ときおり風が吹き付けて
たゆたう風に撫でられる
マンションのアンテナに
鳥が一羽とまってる
嘴を左右に振りながら
白い靄を見つめてる
ホームに停まった電車に乗って
座席から窓の外を見る
髪を靡かせた女性が通り過ぎ
たゆたう風に揺れていた
*
春靄(しゅんあい)
春がすみ