詩 私とリー(番外編)信じること


「私とリー」の番外篇です。

以前ボツにした詩を見返していて、
見つけました。2年前に書いたものです。
当時はわかりませんが、今の僕には刺さる
ので番外篇とします。少し手直してます。

『信じること』

わたしはあなたとともにいます。

わたしはあなたとずっと一緒にいるのよ。

気が付いていないかもしれないけれど、
どんなときも、わたしはあなたと、
ともにいるの。

信じられないかもしれないけれど、
今、この瞬間も、
わたしはあなたのそばにいるの。

ほら、感じないかしら。

ねえ、
あなたは自分をどう思っているの。

わたしにとって大切なのは、
あなたが何を信じているかなの。

例えば、
あなたが選んだ道があるとしたら、

あなたが何を信じて、
その道を選んだのかが、
わたしには関心があるの。

結果ではなく、
過程でもなく、
何を信じたのか、
それが大切なの。

わたしにとって信じるとは、
自分を受け容れてくれることを疑わない
こと。

いま、わたしはあなたの前に立ち、
手を広げて、こういうの。

わたしは決して、あなたを見棄てない。
そして、あなたとつねにともにある。

わたしの存在を信じるの。
わたしの言葉を信じるの。

言葉は力強く、
あなたをわたしの方に向かって導いてくれる。

それは決して、
あなたを傷つけるものではなく、

これまでずっと傷ついてきた
あなたを癒し、

これからの人生に向かって
あなたを勇気づけ、

わたしの存在を意識することで
あなたは安心するの。

わたしはあなたを
見守り、助け、
危険から遠ざける。

あなたを襲う不幸は、
わたしが許さない。

あなたを悲しませることは、
わたしが許さない。

あなたを本当の意味で
困らせるようなことは、
わたしが許さない。

だから、
わたしはあなたを、
あなたはわたしを、
受け容れる。

お互いが、
お互いを必要としている。

そして、
あなたは、わたしを、
信じるの。

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