詩 飛行機雲
真っ青な大空に
飛行機雲が放物線を描く
真っ青なキャンバスに
白く線を引くように
大空に雲を
スーッと引いてゆく
伸びてゆくその雲に
何のためらいもなく
当たり前に
白く線をひいてゆく
すると
何の前触れもなく
突然プツリと
線は途切れた
当たり前は
当たり前でなくなり
しだいに輪郭も
ぼやけてしまい
時に流され
見えなくなった
真っ青な大空に
飛行機雲が放物線を描く
真っ青なキャンバスに
白く線を引くように
大空に雲を
スーッと引いてゆく
伸びてゆくその雲に
何のためらいもなく
当たり前に
白く線をひいてゆく
すると
何の前触れもなく
突然プツリと
線は途切れた
当たり前は
当たり前でなくなり
しだいに輪郭も
ぼやけてしまい
時に流され
見えなくなった