詩　この素晴らしき世界

この喜びを、
この楽しさを、
僕はあなたと分かちたい。

この世界に詩があって、
僕の心を写し取り、

あなたに届けることができたら、
何てこの世界は素晴らしい。

言葉をなくし、
声を失い、
途切れて、
道の片隅にうずくまる。

僕の押しつぶされそうな、
この心。

太陽の眩しい光と、
肌にそよぐなめらかな風と、
真っ青に広がる青空の下、

僕の心は洗われて、
詩を歌わずにはいられない。

僕は僕が読みたい詩うたを、
僕は自分で編あんでいる。

その時の僕の心の赴くままに、
その中に隠れた、
本当の自分に出会えるように。

僕は自分の詩うたを歌う。

その詩うたを、
あなたが読んでくれたなら、

この喜びを、
この楽しさを、
僕はあなたと分かちたい。

この世界には詩があって、
僕の心は写し取られて、
あなたに届けてあげるんだ。

この素晴らしき世界で。