詩 目の中に輪光

目の中が眩しく光る
目の中に輪光が拡がる
光で前が見えなくなり
やがて目は光を放つ

光しか見えない
この光は何処から来たか
まるで真っ白な世界に
僕は呼ばれたようだ
眩しくて何も見えない中
温もりのようなものを
僕は感じたかもしれない

カーテンで光を閉ざす
目の中の光は何処かへ去る
僕は捨てられただろうか
僕は拾われただろうか

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