俳句 白露


俳句を作りました。
今回は二句です。詩を添えました。

俳句 其の一
バッタ飛び 道案内や 楽しくて


バッタが僕の前を飛ぶ
着地すると僕を待つ

追いつくと
飛び上がり

追いつくと
飛び上がる

そして何処かへ
飛んでいく

俳句 其の二
刈萱かるかやや 風になびいて 葉は招く


刈萱かるかやの葉が
秋の風になびいている

細長い葉は
風に揺れ

たくさんの葉は
手招きする

秋の宴にでも招くのか


時候は以下の通りです。
・白露(はくろ)
 二十四節気の一つで、新暦
 9月8日ごろにあたる。
 露が凝って白くなるの意。
季語は以下の通りです。
・バッタ
・刈萱(かるかや)
 日当たりの良い草地に生える
 イネ科の多年草。葉は稲より
 細く、下部には粗毛が生える。

角川文庫 俳句歳時記 秋

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