Photo by hamahouse 詩 冷たい雨夜 15 白水 2025年1月6日 22:48 冷たい雨が降る手の関節が凍りつき胸の鼓動が早まる冷たい雨が降る小動物のような鼓動身体が重くなる傘で雨から逃がれ鞄の重みに肩が軋む吐いた息と吸った息呼吸が和らげるかと何度も繰り返す暖かな日差しの溢れるどこかにいきたい胸を抑えながら洗面所の壁に頭を預け通り過ぎるのを待つ洗面台の鏡を見れば煤けた顔が映る冷え切った僕の身体が震える僕はスマホを開く誰かの詩で温まる ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #詩 15