海外転職したエンジニアの面接対策
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元記事の投稿日は 2018/09/08 です。
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バックエンドエンジニアとしてドイツに転職した。少し海外転職について調べた方ならお分かりかもしれないが、日本から海外直接雇用されるのは容易ではない。そんな中、
女性のエンジニアでも海外転職に成功した
”それなり” のエンジニアでも海外転職に成功した (*1)
という事例から、対策したことを書いてみようと思う。
数え切れないほどの試行錯誤をしてきたが、いくつかに分類されるのでそれぞれをざっくり書いてみる。
基本的な流れとしては、
1) レジメ応募
↓
2) 書類審査
↓
3) スクリーニング面接
↓
4) コーディング/行動面接が何回か
という順序が多い。
英文職務経歴書を書く
まずはレジメが通らないと話は始まらない。
過去に 通る英文レジメへの試行錯誤をまとめる という記事でまとめた。
* * *
スクリーニング対策
スクリーニング面接とは
原文にはどうやってスクリーニング面接を突破するかも書いてある。
ここで気を抜かずにいるとラッキーが降ってくるかもしれない。
より最適な別ポジションでも並行して採用プロセスを進めてくれることがある。単純にチャンスが2倍になる。
自己紹介を完結にまとめる
個人的に大事だと思うものは自己紹介でのアピールである。
自己紹介のTips記事はいっぱいあるのでググると良い。
大体は ”簡潔に” や
”会話の種をまくように単語を混ぜ込んでいく”などの印象だ。
私は30秒程度で言い終わる内容にしていた。
また、自己紹介はスクリーニングに限らずどの面接でも聞かれる。
自分なりの定型文を作り、インタビューの種類によって粒度を変えるようにすると効率が良い。
希望給与額の計算
初めの電話やビデオ通話で希望給与額を聞かれることが多い。後になって希望額を変更するのは大変印象が悪いので、事前にいくらでどの程度の生活水準になるかを調べておく必要がある。例えば、ドイツであれば半分近くが税金として充てられる、などが日本との大きな違いかもしれない。
PayScale : ポジション別給与相場
glassdoor: ポジション別給与相場
Numbeo : 物価/比較
Expatistan : 物価/比較
税金は国によって違うのでそれぞれ調べる
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インタビュー対策
Coding Test/Interview 対策
海外転職でよく見かける話題はこのコーディングテストに関することだろう。主にアルゴリズムとデータ構造の問題なのだが、私が使っていたのは以下。
HackerRank :練習サイト
Codility :練習サイト
正直なところ私はスターエンジニアでもなく、理系大学院卒でもない(*2)。難易度の高い問題は到底解けないが、基礎〜ミドルの問題は解けるような学習状態にしていた。また前者の方々は多少英語ができなくても十分海外面接を突破していける部類に入るのだろうが、私の場合は到底そういった勝負はできないので、英語力は困らないレベルまで努力していた。
Behavioral Interview の回答
Behavioral Interview とは
"それなり"なエンジニアの私は実務経験のアピールがとても重要であった。
参考にしたのは、
日本で5,6年ほどの実務経験があるので、その中から面白くなりそうな話を絞り出した。
これも自己紹介文と同様に、自分なりの定型文を作り "簡潔に"、"興味深く" なるよう準備していた。回答準備した質問は、
これまでであなたが成し遂げた一番大きなことはなんですか?
これまでで最難関だった事はどんな事でしたか?どの様にそれを乗り越えましたか?
あなたの長所はなんですか?
あなたの短所はなんですか?
あなたを雇うべき理由はなんですか?
など。
会社への質問
これに関しては自分の聞きたいことを聞けばいい。何も質問しないのはネガティブな印象を与えてしまうので何かしら質問事項をストックしておくとスムーズである。参考にしたのは、
どこでも使えそうな質問は、
あなた(面接官)はどうしてこの会社に入ったんですか?
どういった技術スタックを使っていますか?
どういった人がチームには合わないと思う/かったですか?
仮に私が入社した場合、6ヶ月や1年ほどでどのような成果を期待しますか?
など。
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おわりに
うまくいかないことの方が多く、メンタルが削られていくのは避けられないと思う。モチベーションを保つ為に私は以下の記事を何度か読んでいたので是非。
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↓ 日常のことはツイッターにつぶやいています。
Twitter: https://twitter.com/shiiiman_
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*1) スターエンジニアではないが、多分一人前の仕事はできていると思う
*2) 情報系学部卒。職種に関連のない学部だとビザが降りないので注意