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某は、ここにネズミの幕府を開きまするぞ

電車の移動時間にちょっと遊ぶゲームは誰のスマホにも、1つや2つは入っていると思う。
僕のスマホも、ご多分に漏れずゲームが入っている。

ただ、いくつも同時にゲームをやれるほど器用ではない。
スマホに入れるゲームは1つだけと決めていて、他のゲームを入れるときは、それまで遊んでいたゲームは削除している。

現在進行形で遊んでいるゲームは「ラトロポリス」というゲーム。
栄枯盛衰が激しいスマホゲーム界において、今現在のプレーヤー数は恐ろしく少ない。
ただ、このゲーム、少なくない時間を僕から奪っているので、侮れない。

ゲームの概要はタワーディフェンス+カードゲームの組み合わせだ。
ネズミ達が建国したラトロポリスに対して、捕食者が侵攻してくるので、様々なカードを使って、守っていくのがメインとなる。

すでに出尽くした感のあるタワーディフェンスというジャンルに、カードゲームのランダム性を加えた妙が光る。
なぜなら、普通のタワーディフェンスは、強いキャラや強いアイテムを使うことで、ある種の最適解を持って、ゲームを進められる。
安定感のあるプレイができる反面、最適解を用いたゲームはマンネリ化を生む。

しかし、ラトロポリスはそこにカードゲームのランダム性が加わることで、同じ攻略法は使いずらい。
ある程度使いやすいカードは決まっているので、勝ちパターンは組めるが、それでも毎回同じ手が使えるわけではない。
妥協しつつ、手持ちのカードをやりくりしていく形にある。

強いカードが手に入らずに、弱いカードのみでやりくりしていくのも楽しいしい。
逆に、強いカードで圧倒的軍事大国となって、捕食者を一掃していくのも爽快感がある。

ラトロポリスは、中世ヨーロッパっぽい雰囲気で始まるので、初期のカードも、その雰囲気に乗っ取ったものが多い。
最初期にラトロポリスを守る警備兵カードは、まさにそんな雰囲気。

ただし、ゲームの後半になって出てくるカードには物騒なものが多い。
一直線に天空から青い光線が発射される「破壊ビーム」カードなどは、その代表だろう。

空から放たれる青いビームが、敵を一掃する様子は爽快感がある。

ゲームも、小さいネズミ達が捕食者と、わちゃわちゃと戦う感じなので、見ていて飽きない。
ゲーム後半になってくると、捕食者の数も強さも上がってくるので「わちゃわちゃ」を見ている暇が無くなってくるのだが。

ネズミ達がわちゃわちゃと王国を守る様子が楽しめるラトロポリス。
スマホのゲームの中では古い部類だが、対戦系のゲームではないので、空き時間にぜひ遊んでみてください。

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