一足早い春の訪れ
日本の春を象徴するものといえば、やはり桜ではないでしょうか。
ピンクに染まる桜の木を見ていると、もう春になったんだなぁと感じます。
日本でもっとも多く植えられている桜は、「ソメイヨシノ」という薄いピンク色の桜で3月下旬ごろに見頃を迎えます。
今回紹介する「河津桜(カワヅザクラ)」は、少し濃いピンク色をしており、例年2月中旬〜3月に見頃を迎える、早咲きのサクラとして知られています。
また、開花してから1カ月間お花見を楽しめるのも特徴で、一足早く春の訪れを告げる風物詩として親しまれています。
【河津桜の名前の由来】
1955年に河津町で暮らしていた住人が偶然発見した苗を植えたところ、1966年に初めて開花が見られ、1月下旬ごろから約1ヶ月に渡って咲き続けました。
その後、早咲きサクラの調査が行われ、そのサクラの原木が河津町にあることから、1974年に「カワヅザクラ」と命名されました。
毎年、河津桜まつりが開催されていて、ちょうど見頃の今頃はたくさんの人で賑わっていますが、今年は残念ながら新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、河津桜まつりの開催は中止になってしまいました。
おうちでも河津桜が楽しめるように、河津町の公式ホームページでは
「河津町ライブカメラ」で桜の様子が見れます。
春の訪れを感じさせてくれる河津桜を楽しんでください。
来月はひな祭り、ホワイトデー、春のお彼岸などお花を贈る機会も多い季節です。
イベントごとに贈る相手を思い浮かべながら、お花を選んでみてください。
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