💊ホルモン療法と更年期障害
女性ホルモンに関する番組を見た。
だいたい50歳くらいで閉経を迎え、その前後に女性ホルモンの急激な減少が見られる。ここで起こるのが更年期障害。
そして特に気をつけたいのが動脈硬化と骨粗しょう症。
更年期障害の治療としてはホルモン補充療法や漢方療法などがある。
しかし乳がんなどで抗がん剤治療のホルモン療法をしているとホルモン補充療法はできない。
そして漢方療法もまた注意が必要だ。
薬は主に肝臓で代謝される。抗がん剤の薬、漢方薬、サプリメントも。抗がん剤治療ですでに肝臓を傷めているため、漢方薬やサプリは極力飲まないようにした方がいい。
漢方薬は思ったよりちゃんと薬で、市販の薬より効果が強かったりする。体質に合う合わないがあり、継続すると体質を改善することもできる。
サプリメントは思ったより成分が大量に含まれていて、継続による副作用が起こったりもする。
日常生活に困るような更年期障害の症状の緩和に少しだけ漢方薬の力を借りるくらいがいいのだろう。
ただ抗がん剤の薬との飲み合わせは、漢方薬にもサプリにもあるので、きちんと主治医に処方してもらうべきだ。ドラッグストアで勝手に選んではいけない。
とりあえず動脈硬化と骨粗しょう症はなんとか防ぎたい。
調べてみると動脈硬化には減塩と腹八分が、骨粗しょう症にはカルシウムとビタミンDが大切だという。そしてお決まりの「適度な運動」。
家事ヤロウでの加藤茶さんの減塩を笑っていられないなぁ。
20年前の乳がん後の10年間と、今回の肺転移後の10年と、2度も更年期障害を味わうことになるとは。
更年期障害は閉経前後の10年間で、乳がんのホルモン療法は基本10年間の継続が必要だから、だいたい同じくらいの期間。
最初のは30代全てが無月経で、それはかなり楽だったなぁ。当時はイライラとホットフラッシュと怠さが主だった。
今回は47歳からだから通常の更年期と一緒。今回は関節痛と怠さ。
同じ人間なのに不思議だ。
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