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図書館に行ってきた 22

パディントン発4時50分 アガサ・クリスティ
一気読み。やっぱり面白い。マープルの絶え間ないおしゃべりは久能整に似てる。独りよがりで、事件とは関係なくて、でも何故かその場を支配する。
マープルがときおりマーブルになっていたのはハヤカワミステリ文庫だけだったのかな。

緑の窓口 樹木トラブル解決します 下村敦史
樹木のトラブルを上手く人間関係に照らし合わせていて、とても面白かった。知らないことがたくさんあって興味が沸いた。先日googleレンズで偶然モッコクに会えて感動してしまった。

トッカンvs勤労商工会 高殿円
シリーズ2作目。面白さが持続する作品は少ないけど、これはちゃんと内容が濃い。主人公の成長度合いも現実的で、物語ならではの特別な才能とかもなくて身近に感じられる。がんばれ、ぐー子!

猫が足りない 沢村凛
現実味のない人物が1人いると何となくこじつけ感が出る気がする。愛すべきキャラだったり、ファンタジーだったりするならいいんだけど。
ジムに通うおばさま方のおしゃべりは現実味があったな。

ペンギンハイウェイ 森見登美彦
こちらはしっかりファンタジー。いつもの妖しげな森見ワールドとは違って爽やかな、鮮やかな感じ。
どこへ行くのかわからないまま、ただ歩き続けるのはいつものこと。
主人公とウチダ君とのやり取りが何とも言えず可愛らしい。

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