アスリート人生を振り返ったときに
この度はご覧いただきありがとうございます。メンタルコーチ箱﨑でございます。全アスリートが最大の力を発揮できる世界を目指し、日々活動しております。何卒よろしくお願い申し上げます。
今回は、『アスリート人生を振り返ったとき』の話をさせていただきます。
まずはわたし自身の話。幼稚園の年長から30歳まで少年団から部活動、クラブチームとさまざまな形でスポーツとかかわってきました。30歳でアメフトを辞めたときに感じたことは【充実した時間】だったということです。
この【充実した時間】とは、わたし自身が望んでいた場所にはたどり着けなかったけど、そこに向けて一生懸命に取り組んだわたし自身の行動は、間違いではないという思いから、湧き出たものでした。
しかしその後、時間が経つにつれ断片的ではあるもののさまざまなことを思い返してみると、いわゆる後悔がこみ上げてきました。中学生のとき◯◯していれば、高校生のとき◯◯していれば、大学生のとき◯◯していれば、社会人のとき◯◯していれば、、、
思い返せば思い返すほど、後悔がどんどん出てきました。それもそのはず。なぜなら、わたし自身が望んでいた場所にたどり着けなかったからです。もちろん途中、多少なりとも成功体験も積ませていただきました。国体に出場させていただいたたり、リーグMVPに選んでいただいたり。それでもやはり、わたし自身が望んでいた場所にたどり着けなかったのは、あのときわたし自身の行動が足りなかったからだと感じるようになり、どんどん後悔が出てくるようになりました。
人間誰しも、記憶は良いように書き換えられます。(そうしないと、生物学上生き残っていけないので)なので、昔の仲間たちと当時を振り返る際にも、物事を良いように捉えがちです。≪あのときはあのときで、一生懸命頑張ったよな≫と。
しかし本当にそうでしょうか。いわゆる望んでいた場所にたどり着いた人は、当時をどのように振り返っているのでしょうか。サポートさせていただいているアスリートの方たちは、こう話します。
・最高の時間だった
・望んでいた場所にたどり着くために、今振り返ると自分でも褒めてあげられるほど行動した
・今はさらに上の場所を目指している
そうなんです。
【充実した時間】ではなく【最高の時間】を過ごしているのです。
【一生懸命】に行動したのではなく、【自分でも褒めてあげられる】ほど行動したのです。
現状に満足せず、【さらに上】を目指しているのです。
上述したように、わたしのアスリート人生においても、いくつかは成功体験がありました。そのときを振り返ると、何よりわたし自身に対する意味づけが違いました。誰がなんと言おうと「わたしならできる!」心底思っていました。いわゆるセルフイメージが完全に出来上がっていました。だからこそ、そのセルフイメージに則した行動が取れ、結果が出ました。
そこからわたしはコーチングを知り、一人でも多くのアスリートに還元したいと考えるようになり、現在に至ります。
今、望んでいる場所がある方全員にお伝えしたいことがあります。それは、
望んでいる場所にたどり着いてください
アスリート人生を【充実した時間】なんかで終わらせないでください。【最高の時間】を過ごしてください。一生懸命なんてレベルではなく、自分で自分を褒めてあげられるレベルで行動してください。そうすれば【最高の時間】を過ごせます。
わたしがたどり着きたい場所は、全アスリートが最大の力を発揮できる世界です。そのため、コーチングを通してアスリートにかかわります。まだまだスポーツ界においてコーチングは浸透していないのが現状です。しかし、わたしは【最高の時間】を過ごしていただきたい。だからこそ、望んでいる場所にたどり着くために、自分で自分を褒めてあげられるだけの行動をしてください。
いつでも、お力になります。
全アスリートが最大の力を発揮できる世界をつくる
プロメンタルコーチ箱﨑