13年ぶりのインドネシア訪問 【Day2】 ジャカルタ思い出巡り→バンドン
2024年のゴールデンウィークに娘たち(大学1年と高校2年)と3人でインドネシアに行ってきました。
バンドン工科大学に留学中の夫を訪ねてきました。インドネシアは新婚時代の5年間暮らした思い出の土地で、長女が生まれた場所でもあるので、嬉しい再訪になります。今回は2日目の記録です。エモ死事案頻発でした。
■朝食
素泊まりの予約だったので朝食はホテルで食べなくても良かったのですが、勝手の分からない場所で出かけるよりはホテルで食べよう、となりまして、結局ホテルでいただきました。
ビュッフェスタイルで、ウェスタン料理とインドネシア料理が並んでいました。どれも美味しかったです。
写真はインドネシアの朝食の定番、Bubur Ayam(鶏のおかゆ)とそしてJamu(ジャムウ 漢方薬のような飲み物)。コーヒーもフルーツも嬉しかった。
一人17万ルピア(1600円くらい)と言われていましたが、宿泊者ディスカウントで半額になりました。
それにしても、ジャムウをこんなオシャレに飲んだことはなかった。
■コタ観光
朝食後はホテルに荷物を残し、徒歩でコタエリアの観光。
コタはジャカルタ旧市街地として知られ、コロニアル建築群からバタヴィア時代に繁栄したオランダ東インド会社の名残を感じることができる場所です。
ジャカルタ在住時はコタエリアにはほとんど来たことがなかったので、なかなか新鮮でした。私がジャカルタにいた頃よりかなり整備されてまわりやすかったです。
インドネシア銀行博物館(Museum Bank Indonesia)とジャカルタ歴史博物館に行きました。展示はこんな感じ。
コタエリアの解説は夫のnoteが分かりやすいので、ご興味のある方は見てみてください。
■ジャカルタの思い出の場所めぐり
ホテルに戻り、10時すぎにチェックアウト。
そしてタクシーに乗って、以前住んでいたアパートと、長女を出産した病院に行きました。
目的地に向かう車窓からの眺め、ジャカルタの市街地の雰囲気を、親だけが懐かしがっていました。
特に、新婚時代に住んでいたPondok Indahエリアに行ったときは、もう「わあ~~」しか出なかったです。
新婚時代は、200平米ある3ベッドルーム3バスルームの高級アパートに住んでいました。平日、夫が仕事に行ってしまった後は一人ぼっちで、自分で外出する手段もあまりなくて(ふらっと散歩に出かけられる場所ではない)。インドネシアに行く直前までフルタイムで毎日忙しく働いていたのに、急にこんなところに来てしまったなー、と。時間の過ごし方が突然変わりました。すぐ妊娠したのでそれからは妊婦ライフを楽しんだのですけど。
そのあとは長女が生まれた病院へ。
本当にエリアがすっかり都会になっていて、いつの間にかインターコンチネンタルホテルまでできていたし!Pondok Indah Mall も3つまで増えてた。私が長女を妊娠中、ウォーキングにいつも使っていた頃は最初のPondok Indah Mallしかなかったよ!なんてジャカルタでも昔話をしてしまった。
タクシーの運転手さんがたまたま日本人家庭のドライバーの経験があり、車中でその方が教えてくれた情報が面白かったです。
日本食スーパーが一時は増えたけど今は減ったこと、以前は日本人がたくさん住んでいたアパートでも今はそうでもないこと、、などなど。
「このアパートでは日本人の奥様達がバリダンスを習っていたよ」
等と言われると、
「ああ、あの頃はそういう世界だった!」
と思いだしました。
■知人とインドネシア料理のランチ
当時ご近所だった中国人ファミリーとランチ。
キレイなお庭の見える素敵なレストランでした。
お料理も本当においしくて、幸せな時間。どれも美味しかったけど、写真のGurame sambel manggaはホントに絶品でした!
友人の中国人家族はお子さんが3人、いちばん上のお子さんはアメリカ留学中なので、下のお子さん2人(中学生と小学生)も一緒にいました。
インターナショナルスクールに通っているので二人とも英語は堪能。中国語については、数年間中国に住んだり家庭教育を頑張ったりしているようでした。これはうちの娘が「知っている漢字の中で一番難しい文字は何?」と聞いたら書いてくれた文字。
そばでインドネシア人ファミリーがお子さんの誕生会をしていて、懐かしい気持ちになるなど。。。
インドネシアの「ハッピーバースデーソング」は4拍子なのですよ。日本のは3拍子。それを久しぶりに聞きました。
行ったレストランはこちら
■新幹線でバンドンへ
ランチ後はバンドンへ向かいました。
昨年10月に開通した話題の新幹線「Woosh」に乗るためにHalim駅へ。
ランチ会をしてくれた知人が運転手さん&車を貸してくれたので、ご厚意に甘えて乗せてもらいました。その家族付き運転手として勤続17年だそうで、本当に良い運転手さんでした。
Halim駅はピッカピカで近代的で清潔感あふれる駅。チケットを窓口で買うのには少し難儀していましたが、夫は普段はオンラインで買うそうでノーストレスみたいです。
発車時刻が近づくまではホームに入れず待合室にいますが、そこも居心地が良い場所でした。
車内も本当に快適。日本の新幹線より速いってすげー。
30分ほどでPadalarang駅に着き、そこから別の電車に乗り換えて20分ほどでバンドン駅に着きました。
■バンドンのホテル
あの有名なバンドン会議(1955年に開催されたアジア・アフリカ会議)で各国首脳が宿泊したHotel Savoy Homann Bandungに泊りました。
これはどこかの首脳が泊った部屋なのでは?というくらい、家具なども歴史ある感じで楽しかったです。
夕食はホテルから10分くらいの場所にあるカフェで軽食。お昼ご飯がご馳走だったので、あまりお腹が空いていなかったのです。
バンドンはジャカルタより涼しく、時間もゆったり流れている気がしました。