自分自身を知るとラクになってきた
何度も何度もnoteでの投稿を試みたものの、うまく言語化できず下書き保存されているお蔵入りの記事を、過去の分の含めてすべて削除した。
うまく書かないと、きちんと本を読み込まないと、と、正しさ、完璧さを叩き込まれた思い込みが、「気づき」はしたものの、長年の思考ぐせはそうすぐには剥がれ落ちない。
そんな自分にも気づいて、「そうだった、そんなに正しく在らなくていいよ~」と自分自身に声かけをする。
そうやって日常の中で、しんどかった自分の思考グセに気づく、そして緩めていく。「手放す」とよく言うし、私も手放しも何度もしてきた。
だけど、今書いていて「緩める」が心地よいと感じた。
「解く(ほどく)」でもいいかもしれない。
自分の特性を知る
もともとインプットが多く、興味も多岐にわたるので、いつも私の脳内はとっ散らかっている(笑)(本質を知りたいという特性の一つらしい)
そのインプットの一つ、かくれ繊細さんの著者、時田ひさ子さんの本に出会えたことで、自分の特性を知ることができた。
読み進めていくたびに、「ほんまそれ!」「そうそう~!」と
思わず声に出してしまうぐらい、見事に言語化して下さっている。
著者自身もかくれ繊細さんであり、試行錯誤を繰り返して練り上げてこられたようだ。
書籍化してくださって心から感謝したい。
一通り一気に読み終えて、
「ややこしいゎ~、そりゃ生きづらいゎな」と感じた。
そこに「自己肯定感」が感じにくい環境であったことが上乗せされていたのだから。
そんな母も繊細さんなのだろう。
著書の中でこの特性を使って自分らしく生きる一つとして、
「自分を扱うスキルを身につける」とある。
本当にそうだなと思った。
そのためにも
もし社会で何か生きづらさを感じているのなら、
まずは自分が普段何をどう感じているかを知るために、
自分はどういったことに反応するのか、
他者のどういう発言にモヤモヤするのか、
なぜモヤモヤしたのか、
自分の中の概念(〜べき、〜ねばならない)
など、いろいろ観ていくことはあるけれども、
まずは感情が動いたことをきっかけに掘り下げて
自分自身を知ることから始めてみることをおススメする。(掘り下げていくとつらくなる場合は無理せず途中で止めてくださいね)
社会や他者は自分自身を知ることを教えてくれる。
ちなみに他者に対する「怒り」は自分の中で感じ切れていない感情、思いを知る絶好のチャンスです。
始めはチャンスなんてって思うかもですが。(わたしもそうでした)
今、立ち止まって、自分自身を特性も含めて知ったことで、ずいぶんとラクになってきた。
こんなわたしでもいいんだと自分で自分を受容することが出来つつある。
まさに!「自己受容」です。
さらに私の場合は特性を知ることで
社会や他者とのかかわりの中でも、
「あ、これは繊細な面やな」とか、「これは好奇心旺盛の自分やな」とか
うっすらと分かるようになってきた。
特性と分かってから自分を責めなくなった。
むしろ才能なんだ、と思えるまでになってきた(ちょっとまだ書いていて抵抗があるけど笑)
今では参考書のように付箋を貼って赤線を引きまくって使っている(笑)
自分を扱うスキルを身につけるために。
そして、自分流の生き方を練り上げるために。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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