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ファスティングの回復食

「温泉を超える入浴剤」というコピーでも有名なクレイ(泥)の入浴剤ブランドCLAYD。10年近く私もずーっと愛用している。
泥に色んな効果効能があるらしい(薬機法で詳しくは言えない)というのが当初はすごく驚きだったけど、今やそのスタイリッシュなパッケージやブランドの持つパワーで500店舗で取り扱いというから本当にすごい。

このCLAYDはメンバーに向けて定期的にファスティングの企画をしていて
(創業者の賀恵さんはオーガニック周り体周りの超絶知識人なのでファスティングについてもプロフェッショナルであり、自ら参加者にレクチャー&フォローアップしてくれるというもの)
今回、私は5日間のファスティングが終わった後の回復食に発酵食品のレシピをお伝えするという機会をいただいた。

ジュースクレンズで最小限の消化活動にとどめ、日頃暴飲暴食(人によるけど)でこき使っている胃腸を休ませ、本来体がもつホメオパシー的なものをいかんなく発揮できるように戻す。さらには味覚をはじめとする感覚が研ぎ澄まされたり、脳も冴えるというファスティング。

実は私もオーガニック業界の片隅に生きるものとして
何年も前から実践したいとは思いつつも、料理家という仕事柄数日間何も食べない、という状況を確保するのが非常に難しく、5日間のファスティングを経験したことがなかった。

しかし運命というのは不思議なもんで、このレクチャーの1ヶ月前に東南アジアのとある国へ中2の娘と語学留学に行った2週間、なんと食とか色々徹底的に受け付けなかった私は帰国するまで強制ファスティング状態を経験することになった。
(平たく言えば、何を食べても飲んでも出てしまいフラフラな2週間を過ごした。2週間が命の限界だったと思う。挙句にコロナにもかかった)

だから帰国して空っぽの、そして生まれたての(腸内細菌もほぼ出し尽くした)腸内に何を入れていくのか、というのにはすごく、すっごく気を遣ったし、日本に発酵食品があってマジでよかったーーーーーー!!!!と全身で感謝した。
ひとくちをとても大切に思ったし、これは今の腸内細菌が喜んでくれるかな?みたいなまるで妊娠した時のように、体の中の人のために食事した。

とまあ、こんな経験もネタに使えるような機会があってよかった。
カラダを張った甲斐があった。

強制終了で唯一、本当に唯一の良かったこととは
驚くほど肌が綺麗になったってこと。
普段から変なものを食べない私は、滅多に肌荒れしないしシワはあっても
割と潤っていると思っていた。けど、2週間の強制終了で顔だけでなく全身の毛穴が小さくなりツルツルになり15歳くらい若返ったような肌の質感になってしまった。何これ!こんなの初めて!!(今は無事に45歳に戻っている)

これがファスティング経験者の語る「肌が綺麗になる」なのか!

摂っていないようで好ましくないものを食べていたり
感じていないようでストレスを感じていたり。。
体はノンストップで働いてくれているわけだから
時々はこういう時間も必要なのかも。

お腹が空くのは嫌なんだけど
私はまたあの肌に会いたくて
仕事が休めるタイミングを探している。





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