上達には、わかりやすいフィードバックが必要
前回が、円の動きの基礎練習の話でした。
ストローをつけて動くというシンプルなものですが「できた・できない」がリアルタイムでわかるのが長所です。
・上達には「見える」が必要
何事によらず、上達にはフィードバックが必要です。何か試して、どんな結果になったかを見ながら修正してゆくことで、技術を身につけることができます。
たとえば自転車。
ペダルを踏みながらバランスをとるという難しい動きですが、練習すれば誰でも乗れるようになりますね。それは「乗れている・乗れていない」が、初心者にもわかるからです。
・自転車が倒れそうになるなら間違い。
・自転車が倒れないのが正解。
ハンドルを操作する度にリアルタイムで結果が表れる上、操作するのがハンドルだけで、操作と結果の因果関係がわかりやすいので、上達しやすいのです。
・古武術の操作はわかりやすくできるか
身体操作の上達が難しいのは、できているかできていないかの判断が難しいから。完全な初心者では、判断の基準ができるまでに、かなりの時間を費やしてしまいます。
以前に書いた体幹部の操作レッスンや、今回のストローの練習は結果がリアルタイムで見えるという意味で、かなり有効だと考えています。
古武術はとっつきにくく、なかなか練習が進まないと言われがちです。
全ては無理としても、基本動作だけでも分解してわかりやすくできればと考えています。
また、そういう練習をnoteに書いてゆきたいですね。
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