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弱い紐帯の強さ|はけたの学び

こんばんは、はけたです。

「弱い紐帯の強さ」ってご存知ですか?

私は「ちゅうたい、?どんな漢字ですか?」って聞き返してしまったのですが、

この仮説がすごいんです!!!!

きっとみなさんもなんとなく感じていることだと思うのですが、これを理論として改めて理解しておくと、今後の人生でより多くのチャンスを手にできると思います!

ということで、今回は私の学びを共有していきます。

「弱い紐帯の強さ」とは

以下、『日本の人事部』の記事より引用です。

「弱い紐帯の強み」とは、米国の社会学者マーク・グラノヴェッターが発表した社会的ネットワークに関する仮説です。グラノヴェッターによれば、新規性の高い価値ある情報は、自分の家族や親友、職場の仲間といった社会的つながりが強い人々(強い紐帯)よりも、知り合いの知り合い、ちょっとした知り合いなど社会的つながりが弱い人々(弱い紐帯)からもたらされる可能性が高いといいます。これを「弱い紐帯の強み」の理論と呼びます。

『日本の人事部』より

つながりが強い人々(強い紐帯)は、似た環境や考え方を共有しているので、強い紐帯から新たな情報が手に入ることはあまりありません。それに対して、つながりが弱い人々(弱い紐帯)では、普段接する人や仕事などの環境が大きく異なるので、弱い紐帯からは自分にとって新しい情報が入手できる可能性が高くなるのです。新しい情報は、有益な機会をもたらしたり、イノベーションのきっかけとなるので、価値が高くなります。

詳細はこちらの記事でわかりやすく説明されています。

余談ですが、Mark Granovetter の The Strength of Weak Ties (論文)がネットで見れるので、自分でも読んでみようと意気込んだのですが、心折れました(笑) やっぱり専門が異なると使う語彙も変わってくるので、読むの大変ですね😅 なんとなく言ってることはわかるけど…って状態が永遠に続いて結局わかりませんでしたw もっと英語できるようになりたい。

本題に戻って、「弱い紐帯の強さ」ですが、みなさんも思い当たる節があるのではないでしょうか。

私の決断は、ほとんど弱い紐帯からの情報だったなと驚いています。

イギリスの大学院に進学を決めたのも、ゼミの教授の勧めがあったからでした。ゼミの教授は、つながっているコミュニティが私とは大きく違うので、「弱い紐帯」ですよね。

TFJを知ったのも、大学の教授が教えてくれたからでした。

留学準備でエージェントをつける時にも、普段は余り連絡を取らない先輩からおすすめされたところに決めました。

また、今こうしてnoteを書いているのも、TFJの職員さんからnoteを教えていただいたからです。

こんな感じで、振り返ると私には、「弱い紐帯の強さ」を感じる経験がたくさんありました。

「弱い紐帯の強さ」を活かすために

自分に新規性の高い価値ある情報をもたらしてくれる弱い紐帯ですが、せっかく仮説を学んだので、できるだけ活かせるようになりたいものです。

そこで私は、3つのことを意識していこうと思います。

普段とは違うコミュニティに飛び込んでみる

弱い紐帯を築くには、知り合いがいない環境に行くのが一番早いですよね。

私は行動力がとても乏しいので、少しずつ実践していこうと思います。千里の道も一歩からです。

思い出した時に連絡を取ってみる

1つ目は弱い紐帯を築くためでしたが、連絡を取らなければ、弱い紐帯を活かすことができません。

また、関係を絶やしてしまうのは、もったいないし、寂しいですよね。

実は、頻繁に連絡を取ることの大切さは、バークレイズの日本支社で働くイギリス人に言われたことがあります。その方はバークレイズの日本支社での仕事を、知人からの紹介で始めたそうです。彼は「弱い紐帯」という言葉は使いませんでしたが、まさに「弱い紐帯」を活かしてキャリアを築いていると思います。

SNSをよく見るようにする

SNSは会ったことのない人とつながれる、「弱い紐帯」を具現化したようなツールです。

生活する地域や環境が大きく異なる人とつながることができるので、「弱い紐帯」を沢山持つことができます。

私はあまりSNSを使わないので、今後はどんどん活用していきたいと思います。

おわりに

今回は「弱い紐帯の強さ」という仮説について書きました。

閉鎖的なコミュニティで過ごすのではなく、できるだけ多くの人と交流していきたいです。そうすることで、新たな発見やキャリアにおけるチャンスを掴むことができるかと思います。

みなさんもぜひお役立てください。

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