第6波 営業?それとも休業?
このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業して1年を迎えました。そんな私が考えた事を書き留めた記録です。
数ヵ月の期間を経て、またもや、まん延防止期間になった。弱小のオミクロン株でも感染者が爆発すれば、医療は困る、そりゃそうだろう。
さて、飲食店。
感染認証制度を設けて、明るい営業に向かうのかと思いきやそこは逆の方に行っていた。
前回、最初にマンボーになった沖縄で認証取り消しが多発しているニュースを投稿した。
https://note.com/hakataokatte/n/n7aa0db575a09/edit
私が思い描いていたのは以下の通りだった
【感染認証制度の先にあると思っていたこと】
①感染認証店は非認証店より長く営業出来る
②感染認証店は非認証店より協力金が手厚い
【今回の第14期協力金の実際】
非認証店より1時間長く営業出来るものの、
アルコールを出す場合は非認証店より
協力金は減額され、
出さない場合は非認証店と同じ営業時間となる
ここで私は問題定義したい。
感染認証制度は感染対策を厳守しながら営業することを条件に、感染拡大下でも営業出来る、という制度だったはず。
飲食店が救われて良い制度だったはず。が、
”アルコールを出せるから売上上がるよね、
協力金要らないよね”
と聴こえる。
感染認証店の方が売上が上がるのか?
店舗の規模によって異なるケースもあると思う。大箱店舗はアルコール提供のメリットが勝り、売上に直結して、以下に当てはまらないと思う。
当店の場合、アルコールを出せた所で、
非認証店より売上が期待できない。
理由は以下の通りだ。
①席の間隔や人数、利用時間制限など厳しく設定されているので客数が減る
②換気や消毒を30分おきにする事になっているため接客時間、調理中断が生じ、まかなえる客数が自ずと減る
③アルコール提供の係数は客足が遠退いた状況、客数減少では売上成果に到達するまでに時間がかかる
私の福岡県は「選択制」という事業者に責任を半分持たせる形で要請してきている。要請に従うかどうかはあくまで“性善説”
実際のところを見ておらず、不満は耐えない。お願いベースなので仕方ない。
国が推進したことであるからこそ、
一定のインセンティブが有るかと思ってきたが
走り出してみると、補償逃れの言い訳にされている、という印象だ。
だから私は休業。
納得出来ないから、休業。
そして、情勢は改善みられない中、
ひしひしと飲食店への支援は手を離されつつあること、も感じている。
【以下追記】
先日テレビで『このアクリルパーテーションはいつまであると思います?』と一人の問に「まだ、3年くらい有りそう」という話になっていた。日本の国民性とはいえ、多数派が正論、ルールになってしまう。コロナ対策のため、保健衛生上、変更した事が変容から習慣となっている。
必要の無いものは、明らかにして、
習慣が日本独自の文化にならない様、
舵を取る責任は何処にあるのか?
これもまた個人の性善説に甘え、個人の判断に委ねて来られると困る。「なんとなくそうしてる」に意思も根拠もない。コロナで振り回され続けている、飲食業界、医療業界はライフライン。
できる限り努力してきた事に労いと、軽快な解消を期待したい。
2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。