NHK📺️『いいいじゅー』eスポーツの回から感じた食を共にすること、繋がることの価値

このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業して１年半が経過しました。
飲食店×看護師、看護師を副業に。
そんな私が考えた事を書き留めた記録です。

最近、移住計画、移住ブーム。特に都市から地方への移住が増えたなと感じる。ここ福岡も移住者が増加傾向だ。

NHKの『いいいじゅー』という番組は、地方へ移住した若者の移住目的を明らかにしながら、地方が抱える問題を提議したり、移住を受け入れることで地方をどう発展させるか等、移住のプチ(短編)ドキュメンタリーだ。

視聴したプロeスポーツ選手の移住の回から、飲食店として“気付き”を得たことをまとめておこうと思う。

「神奈川・横須賀市」 - いいいじゅー!!

彼らは、世界大会4位のプロ選手らしく全員が20代で横須賀市に移住し共同生活を始めている。ストレートネック予防からか、起床時後はストレッチ(運動)をし、皆で自炊し一緒に食卓を囲み、生活を共にしていた。

こんなことを言うとオバチャンかもしれないし、偏見かもしれないけれど、オンライン、バーチャルとかよく解らんし、イマドキな世界。

朝運動するの？
共同生活するの？
ご飯は必ず一緒に食べるの？
町内会に挨拶いくの？

eスポーツというオンラインの世界で身をたてようとしている若者の行動が意外すぎた。

彼らは言う
ゲームで勝っていくためには瞬時に相手の意図を理解する高いコミュニケーションが必要なんだそう。
阿吽の呼吸という様な
高いコミュニケーションのためには、
お互いを理解することが大切
寝食、生活を共にすることが必要だった。


そのための一番良い手段が、
『10日間一緒にゲームするより一回ごはん行ったほうが価値がある』と話したのだ。

彼らはもうひとつ、地域住民を見方につけようとしていた。eスポーツという多くの人が知らないことを、身近に感じて応援してもらえる存在になろうとしていた。

『応援者は沢山いたほうが良いに決まってる』

そう言って20代の若者達が、町内会の集まりに挨拶をしに行く場面があった。シニア世代が殆どの町内会でeスポーツなんて誰も知らない。

『知ってもらって応援してもらいたい』と
スピーチする場面から、その後の活動へ。
そこには繋がろうとする姿勢があった。

eスポーツというバーチャルを操る若者から、コミュニケーションツールとして食事という場面の価値と、リアルな繋がりが応援者を増やすと。
、、と教わった。

食事を囲む事が良いだなんて、
若者から改めて教えられた、意外な所から(笑)

余談だけれど、
地域の子供から「勉強はしてましたか？」という質問を受ける場面が。可愛かったのだが、その質問にも「小さい頃はゲームは時間を区切ってやってたよ」と。

😊なんかね、オバチャン、君たち好きだわ✨
頑張ってね。

【プロeスポーツチームBC SWELL】の横須賀市への移住・生活の様子がNHKBSプレミアム「いいいじゅー！！」で放送されます！（2022年5月11日）｜横須賀市