アクリル板を捨ててみた。
このマガジンは、福岡市中央区在住の現役看護師が、飲食店“昼から飲もう、日替わりおかずと楽しいお酒”「博多okatteふじコ」を福岡市グルメタウン薬院に開業。開業前からnoteを綴りはじめ、開業してもうすぐ2年になります。飲食店×看護師、看護師を副業に。そんな私が考えた事を書き留めた記録です。
先日、アクリル板を捨てました
コロナ対策の肝として掲げられたのが、
マスク
消毒
アクリル板
非接触対応
このアクリル板。
されてないお店も増えてきました。
果たして正しい、
感染対策なんだろうか、とずっと思ってきました。イメージすればすぐ解ります。
仮定として、、
食事をする時に前のめりになった姿勢になるお客さんばかりだったら、飛沫が横に飛ばないように、多少出来ることは理解出来ます。横を向いたり、背もたれにもたれると、カバーしきれていない状態になります。そして、飛沫は放射状に飛ぶので前方にも飛んでいます。
このアクリル板、キレイでしょうか。
お店の方が、お客さんが入れ替わる度に消毒で拭かないと、飛沫汚染されたままのアクリル板の間に、次の方が座ることになります。テーブルは拭いても、アクリル板は拭いていないのをよく見かけます。汚いままです。
アクリル板を両隣に立てる、は正しいのか。
窓口業務は対面に立てられています。こちらが本来の目的を果たす立て方でしたが、
飲食店はオペレーション、配膳が出来るようにアクリル板は横に立てられました。テレビも顔が見えるように横に立てられました。
ウイルスは、前にも飛ぶのです(笑)
アクリル板を横に置いて、
前方は何もガードせず、カウンターに
おばんざいやお皿が置いてあるお店も多いです。話ながら唾液が前にも飛んでいます。
当店はデルタで死者が増えていた頃、アクリル板はコの字に三方囲うように、お一人ずつ設置しました。すると、かなりの唾液が前方に飛んでいることが、対面に居る私からよく見えました。
❇️私はカウンター席の方が好きです。
コロナの前も、コロナの後も、
カウンターを嫌がったことは有りません。
唾液が飛んでいるという話をしていますが、それよりも雰囲気を大事にしたいと思ってお店を利用させて頂いています。皆さんもコロナ前は何も気にせず利用されていたと思います。当店はコロナ禍の創業で、飛沫に配慮するためにカウンターに皿やおばんを設置しない設計にしています。
前にもしてないのに、
横にガード要る??とずっと思ってきました。
ウイルスは、前にも飛ぶのです(笑)
そして、コロナは飛沫とエアゾルが空気中に漂うことで感染することが解り、『換気第一』という話になりました。アクリル板は換気を妨げるもの、という専門家の意見も出て来ました。
当店の構造は二ヵ所換気で、風通しの良いお店です。窓を全開にして、常時換気する事で効果十分、お店の雰囲気も明るくなってよくなりました。
❇️いろんな環境パターンでCO2 センターで換気評価計実験もしました。
なんとなく不信感を感じはじめている
コロナ対策のアクリル板。
そんなものより、換気が大切だという意識を持つ方が増えています。しかし残念ながら県の感染認証制度の内容は改変されず、アップデートされてきていません。何度かお電話で伝え、提案させて頂きましたが、国から発表が無いのでという回答ばかり。その一方で、「(アクリル板)されてない店も多くあります」と言ったりします(笑)
飲食店はサービス業で非日常あってこそです。
顔を見せて接客。見渡せるオープンな環境、並べられた美味しそうなお料理、周りから聴こえる会話や音楽、その全てが非日常で、その全てがお店の要素なのです。衛生的であることはもちろん大切です。しかし、お客様を受け入れます、お待ちしておりましたという受け入れの雰囲気が伝わることはもっと大切だと私は思います。
どれだけ効果のあるか解らない
もはや検証さえもしようとしない
アクリル板はお客様を遮るものだと私は捨てました。オミクロンになってから使用もしていませんでした。
弱毒化したオミクロンを過剰に扱うのは
もう終わりにしましょう。
お店らしさ、取り戻したい😊
『入店時のマスク着用』これも滑稽です。
外で着けてないのに、
着けて入店、座ってまた外す。
いるー~??(笑)
むしろ、素顔で挨拶交わしましょう😃
体調の悪い方や泥酔してないかも、マスクなしの方が気づきやすいですよ。
看護師としてはマスクをして入られるより
表情から体調が解るので、素顔で入店して頂いた方が安全だと思っています。
2020年コロナ禍に開業した看護師です。ワクワクが止まりません。Withコロナはまだ続きますが、継続していけますように応援お待ちしております。