【毎日読書感想文】まんがでわかる 最高の体調(2021/1/1_Vol164)
元日にふさわしい一冊を、ということで体調に関する1冊をチョイスしました。
「まんがでわかる 最高の体調/鈴木 祐 (著), ながみちながる (イラスト)」
著者の鈴木さんはこれまでに健康について探求し、１０万本の科学論文を読み、さらに学者や専門医にインタビューするという追及ぶり。
研究・論文に基づいた科学的な話は読んでてすんなり入ってきます。
この本の結論として最高の体調は
「原始的な生活」を送ること
で手に入る。
それも文明を手放す、というわけではなく、本来の体にふさわしいものを食べ、暮らしていこうという話です。
前半の直接的な体のことについては友人である腸内細菌君にきっちり働いてもらうために発酵食品を食べて食物繊維を摂ろう、自然と触れ合おう（なんなら音だけでも！）、きちんと日光にあたろう、などなど。
食べ物の話は食べるべきもの(古くからあるもの)と避けるべきもの(新しいもの)の基準もシンプルです。
かといってサプリなども否定はされていないので気軽に取り組めます。
そして後半はメンタル部分についてカバーされています。
「Being」に通じる、自分がどうありたいかの深堀をして幸福なメンタルで過ごす、問題が起きた時の対処方法、日々の仕事とどう向き合っていくべきか、「友人」の重要性などなど、現代生きていくうえで「原始」と同じ、で対応できない部分をどのように対応すべきかなど、最高の体調のためのメンタル部分の行動指針を知ることができました。
2021年、いきなり180度の方針変更は簡単ではないのでまずは少しずつ割合を増やしていこうと思います。