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長く険しかった婚活の記録⑬【パニック障害】

それからの日々は、前回の暗黒時代なんて比べものにならないくらい悲惨だった。

ごはんも喉を通らず、フラフラになりながら仕事に行き、なんとか仕事をこなして帰ってきてからは何も出来ずただ泣き続けた。

ベッドに入り電気を消すと、突然大きな不安と恐怖に襲われた。
急いで電気をつけて呼吸を整えるが、動悸がおさまらない。

このままではベランダから飛び降りてしまうかもしれない。

怖くなり慌てて友だちに電話した。
私の只事ではない様子に驚きながらも優しく話を聞いてくれて、私も次第に冷静さを取り戻した。

しかしその後も発作は夜になると度々起こった。

パニック障害だった。

だましだまし続けていた仕事も辞め、療養も兼ねて1人で旅に出ることにした。
ところが旅の道中にもパニック障害に苦しめられることがあった。

電車に乗ると、発作が起きたらどうしようという不安から動悸が止まらなかった。
街を歩いていても、知らない場所という不安感で呼吸が苦しくなり何度も足が動かなくなった。

私は旅行にも行けなくなってしまった。
完全に頭がおかしくなってしまった。
辛くて悲しくて何度も泣いた。

次回は【彼からの連絡】について書きたいと思います。

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