長く険しかった婚活の記録⑰【電撃婚は正しかったのか？】

結婚して4ヶ月経つが、今のところかなりうまくいっている。

正直、夫と私はお互い結婚にはあまり向いていないタイプだと思う。

・マイペースというか自己中
・一人の時間が大事
・頑固
・他人にあまり心を開かない
・プライドが高い
・付き合っていてもベタベタした関係は苦手

付き合っていた時も会うのは多くても週1回で、お互いに別の用事や飲み会があればそっちを優先していた。

電話で話すこともほとんどなく、LINEも「おはよう」「お疲れ」、業務連絡のみというあっさりした関係だった。

別れたときのことを話していた友だちからは反対されたし、パニック障害になり迷惑をかけてしまった母も反対はしないもののかなり心配していた。

本当に書けば書くほど結婚して大丈夫！？と自分でも心配になる笑

しかし最初に書いたように今のところかなりうまくいっている。

私は同棲をした経験もなかったし、一人の時間がないと精神が乱れるタイプなので、他人と一緒に暮らすなんて無理だと思っていた。

関西へ引っ越す際にも友だちに「とりあえず行ってみて、無理だと思ったら戻ってくるから」と言っていたぐらいだ。

ところが夫と暮らしてみると、他人と暮らしているというストレスがほぼ０だった。

付き合っていた時とは比べ物にならない程べったり同じ時間を過ごし、休日もほとんどの時間を一緒に過ごしているが生活のペース、家の清潔度合、金銭感覚などなど…

もちろん多少相手に合わせたり、譲ったりすることはあるものの、不快に感じてイライラするということが全くなかった。

そう考えると、夫に対して感じていた漠然とした「居心地の良さ」というのは正しいのかもしれない。

私の過去の恋愛は本当に極端で、好きになりすぎてツラいか、好きになれなくてツラいの2択だった。

そんな私が夫に対しては、男性として好意は持っているけど、緊張したり相手の言動に振り回されることがなく常に自分のペースを守れていた。

もちろん他人に心を開くのは苦手なので、100％素を出していたわけではないけれど自分を大きく見せようという気持ちがなかったので結婚して一緒に住み始めても自分を変える必要がなかった。

私は婚活ブログを読むのが好きなのだが、その中によく出てくる「なんか違う」という言葉。

私も婚活中によく言っていたし、周りからはきっと「そんなこと言える立場か！」と思われていただろう。

でもその直感を信じて諦めずに行動してたくさんの男性に会って、「あ、この人だ」と感じたときに怖がらずに思い切ってその波に乗ったことで結婚に辿り着くことが出来たと思う。

最近夫と話していた。
私は今年37歳。
出産、育児を考えるともう少し早ければ…と考えてしまうが、30歳の時に夫と知り合っていたら多分結婚していない。というか付き合ってもいないと思う。
夫はバツイチなのだが、これが初婚だったらもっと自分勝手で私の言うことも受け入れられなかったと思うと言っていた。

今、このタイミングで結婚していなかったら上手くいっていないよね、ということで意見が一致した。

諦めずに行動していれば、必ずタイミングが訪れる。

歳をとればとるほど周りの声は厳しくなるし、傷ついたり自分のことが嫌になったり、もうすべてを投げ出したくなることもあるけれど、自分の気持ちを大切にして1人でも多くの婚活女子の努力が報われることを心から願っている。

長く険しかった婚活の記録　完