東武ワールドスクウェアで見かけた『ONE PIECE』の世界〜ウォーターセブンの水門エレベーター
鬼怒川の旅行を偶然に思い立って半休を取ったある日の私は、東武ワールドスクウェアに訪れました。こちらでは日本を含む世界各地のミニチュア化された建造物が1/25のスケールで展示されており、それぞれの建造物が精巧に作られていました。真夏日でなければ何時間でも見続けたい建造物が数多くありましたが、その中でも『ONE PIECE』のウォーターセブンに登場した水門エレベーターのような建造物が特に印象に残っています。
ウォーターセブンとは、ONE PIECEの世界で描かれた水上都市を指します。また水門エレベーターとは、水上にある円筒形の建物に水が流入・流出する原理を利用して船が低地と高地の間を上下する技術を指します。ONE PIECEのアニメ230話ではウォーターセブンにおける水門エレベーターの場面が描写されており、実際に水門エレベーターを利用したヒロインのナミは「(ウォーターセブンは)水で何でもやっちゃうのね」と感嘆しています。
偶然に訪れた東武ワールドスクウェアで水門エレベーターのような建造物を見つけたことで、ウォーターセブン編が特にお気に入りな私は下記の動画を撮影するほどに見入ってしまいました。この動画では、水面の高さが異なる左右の川から船が一台ずつ水門エレベーターへと向かい、水面の上下運動を利用してそれぞれの船が反対側の川へと渡る場面が撮影されています。
当日に偶然に思い立った鬼怒川の旅行にて、自身が関心のある建造物のミニチュアを見られたことは幸運でした。そして、このような幸運は偶然の産物ではあるのかもしれませんが、行動を起こすことで引き寄せられることをあらためて実感しました(スピリチュアル的な意味ではない)。もし当日に半休を取らずに普段のリモートワークを継続していたら、東武ワールドスクウェアという場所も知り得なかったでしょうし、自分が好きなアニメの場面に出会うこともなかったのです。よい思い出になりました。