運動と唾液の関係
体力維持や、健康の為に運動する方は近年多くなっており、コロナ禍で免疫力を上げる為に、運動を!という方も少なくありません。
免疫の話とも少し関係があるのですが、今回のテーマは「活性酸素」についてです。
活性酸素とは何か。
いわゆる、酸化することを言います。
イメージしてください。新品の釘が錆びていく様を。
あれも酸化によって起こる現象です。
その活性酸素はお酒、タバコ、加工食品、ストレス。様々な要因によって出てきます。
極端な話、上記のものを摂取せず、ストレスがなければ酸化しないのか、と言われると、呼吸するだけで、「酸素」を体内に取り込んでいます。
何もしていなくとも生きている限りは体内で活性酸素が出てきます。
金属が錆び、古くなる酸化。体内ではその酸化が老化につながるわけです。
決して活性酸素が悪、というわけではなく、酸素は抗菌作用もあるので、全くないとウィルスに対抗できません。
うがい薬のイソジンとかはその酸素の力を利用してます。
ただ、伝えたように、何事も適度なくてはなりません。活性酸素が多すぎるとよくなく、現代人は出やすい環境にいるということです。
その多すぎる活性酸素を、分解するのに、水素水などが一時期流行りましたよね。
水素水が効果があるかどうかは今回の記事では触れません。
今回のテーマは運動と唾液です。
とても簡単に活性酸素について紹介しました。
そのイメージを持って、次の内容にもお付き合いください。
呼吸で酸素を摂取します。
はい、では運動すると、どうなりますか?
何もしていない時よりも酸素を取り込みますよね?
運動が良くない、という話ではなく、運動すると炭酸ガスが体内で発生します。
エネルギーを燃焼するためです。
その炭酸ガスをどのようにするか、が鍵になってきます。
人の体は酸化していくと、何もしなくても中和しようという働きが起こります。
しかし、その中和するポテンシャルが細胞ごとに決まっていて、ポテンシャルを超えてしまうと、老化に繋がり、疲労がなかなか抜けません。
適度な運動はアンチエイジング効果もあり、体内を中和するのにも一役買ってくれますが、激しすぎる過酷なスポーツをすると年齢以上に老けて見られるのはそう言った理由からです。
ここでやっと、いつものように歯ブラシの話に戻りますが、毎日の習慣でサラサラ唾液を出すようにしましょう!
活性酸素ができたときに、同時に重炭酸塩もできています。それと炭酸ガス。この3つのバランスが大事なのです。その3つのバランスが整うことで、健康で若返りになるのです。大抵は活性酸素の量が多すぎるのです。
そして、せっかくできた重炭酸塩を毎日の歯磨きで口腔内に出すことをしましょう。口腔内に出た重炭酸塩はで虫歯などの菌から守ってくれます。その後また体内に吸収され、体内でも活躍してくれます。
寝る直前に、歯磨きがよくないという理由は自立神経もありますが、重炭酸塩が口腔内に出せていないまま、就寝すると、口腔内が酸性のまま唾液の分泌が抑えられてしまうので、虫歯菌にとっては絶好のチャンスタイムになるわけです!
歯磨き粉に頼っていたり、唾液の分泌が感じられていない方は要注意です!
健康になることで、若返りも目指せる。
そんな歯とのコミュニケーションを大事にしましょう!