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映画の記憶、超ド級に怖かった3本

こどもの成長にともない、自分の時間がとれるようになってきました。そこで始めたのが、テレビで放送される映画を録画しては観ること。(わが家はAmazonprimeビデオやNetflixなどの動画視聴サービスは契約していません。)1年ほど前に劇場公開された新しめの作品から20年30年前のものまで、気になる作品を常に7~8本デッキにキープしては観ています。

視聴後は記録をかねてTwitterにつぶやきを投稿。そうすると「わたしもその映画好きです」とか「あの俳優さんが……」なんてリプをいただけ、自分とは違った感性にも触れられます。いろいろな角度から作品を眺められ、新しい楽しみ方になっています。

先日、映画「CUBE」についてツイートすると「小さいころに観てすごく怖かった」という内容のリプをいただきました。
そうか、この方は小さい頃に観たのかぁ。わたしは公開当時すでに社会人になっていたなぁと遠い目をしたのはさておき……
「CUBE」を小さいころに観ていたら、きっと立方体に入れない体になっていただろうなぁなんて考えながら、わたしにも小さいころに観て怖かった映画があったのを思い出しました。

特に記憶に残っている3本の作品と、それにまつわる思い出を紹介します。

ジョーズ(1975年アメリカ)

♪ダーダン ダーダン ダーダッ ダーダッ ダダダダ……とジョーズが迫ってくるあの音楽に恐怖を感じた覚えはありませんか?

幼いころの恐怖を大人になっても引きずり、わたしはいまだに海が怖いです。海水浴に行っても波打ちぎわで遊ぶに留めたいところ。

ところが、元パートナーに連れられて行った海は、海水浴場ではなく、船でしか行けない砂浜。日本海側のその海は透明度が高く、足がつかない深さでも下が見えるほどでした。

「えーっ魚みえるじゃん、きれい」
「だろうー」
なんて会話を相手は期待していたかもしれません。
いや、むしろ若いカップルは、そうやってはしゃいでください。
しかし、水中を泳ぐ小魚をみたわたしは、小魚を追った大きい魚がくる可能性もあると想像してしまうのです。
そして、さらに大きな魚がきてサメもきちゃうじゃんって。

当然、周りにサメ避けのネットなどはなく、サメが現れてもおかしくない場所でした。足が着くか着かないかくらいの深さになると感じる足先の冷たい水に恐怖が増したのを覚えています。

ピラニア(1978年アメリカ)

タイトルどおりピラニアの恐怖を感じる映画です。兵器として改良されたピラニアが人を襲います。

この作品を観てから1年ほどは、緊張しながらお風呂に入ったものです。まず湯船のフタをあけたら中を見まわし、ピラニアがいないことを確認してから入りました。
入浴中、お湯を足すにも一苦労です。蛇口からピラニアが出てくるかもしれないと不安で、いったん湯船から出て、お湯を足していました。

いまとなれば、体調20〜30cmのピラニアが水道の蛇口から出てくるはずはないと思えます。しかし、5歳ごろのわたしは、恐怖が強すぎて、冷静に考えられませんでした。

幽玄道士(1986年台湾)

はい、ずばりキョンシーの映画です。両手を前に伸ばし、膝をあまり曲げず両足そろえて前に飛んでくるアレです。めちゃくちゃ怖くなかったですか?

映画を観たあとは、家の中での移動も大変でしたよ。ドアを開けるたびに、電気をつけキョンシーがいないことを確認するまで息を止めていましたからね。
キョンシーは目が見えず、人の吐く息を嗅覚で察知して襲いかかります。そのため、息を止めていると襲われずにすむんです。

ジョーズやピラニアは、海やお風呂、プールなど水から上がりさえすれば逃げられますが、キョンシーは夜ならどこでも現れるところが余計に怖かったです。

キョンシーの動きを止めるあのお札が本気でほしかった。

振り返ってみて


こどものころに観た映画って、内容はうろ覚えでも恐怖や興奮など受けた印象はずっと残っていますよね。わたしのように、30年40年たっても尾を引いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

娘は、中学生になってから、金曜ロードショーを観るようになりました。映画の種類を問わず、ほぼ毎週観ています。テスト前も関係なしです。
ふだんはゲームをしたりYouTubeを観たりしていて、本やテレビを観ることがあまりありません。それなので、新しい知識やいろいろな生活や人々、考え方を知るいい機会だと思って自由にさせています。

わたしも負けずに(?)観て、いつか、感想を言いあったり考察を話しあえたりしたらいいな。

※使用している画像はすべてイメージで映画とは関係ありません。


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